ネーミングにもハマってしまう『LUSH』のコスメ
本当にゼリーみたいな新商品“シャワージェリー”。冷蔵庫に入ってたら、思わず食べてしまいそう?!
「マリンに恋して」「楽園」「誘惑のミラー」「華麗なる饗宴」「ベリーお元気?」「美味しい日曜日」「赤頭巾ちゃん気をつけて」「ブラジル娘の唄」「カレには内緒で」「ごめんねダーリン」etc……。

こんな、まるで映画のタイトルのようなネーミングの商品が並ぶのは、イギリス発のコスメブランド『LUSH(ラッシュ)』。
1999年に上陸して以来、日本でも人気のブランドだ。

前々から気になっていたのだが、こんなに楽しいネーミングは一体どこから?
さっそくラッシュジャパンに問い合わせてみた。

広報の関本さんによると、ネーミングは、本国イギリスでつけられている、英語の響きの面白さを活かしてそのままカタカナ表記にしているものと、直訳したもの、またイメージから、日本語にふさわしい表現に意訳したものがあるそうだ。

そう、特に意訳がすごい。
中でも一番面白いのが、「俳句」という名の洗顔料。実は英語では「Ultrabrand(ウルトラブランド)」というのだそうで、なぜかというと、この商品は、ラッシュを10年前に立ち上げたスペシャリストたちが、そこからさらに15年も前に既に開発していたという、いわば代表的商品なのだった。
だからこそ“ウルトラ”=“超”なのだ。そこで、日本ではその意味を重視して、昔から長く親しまれ続けている日本文化のひとつからとり、「俳句」と名付けたのだとか。

うーむ、深いし、よくできてる。
Ultrabrand → 俳句だなんて、想像つかないよなぁ!
でもインパクト大だし、日本語だからこその親しみやすさもあって、ナイスセンスって感じがする。

ちなみに、リピーターも多くて、一番人気の商品は「天使の優しさ」(英語では「Angels on Bareskin」)という、天然クレイの洗顔料だそう。

で、もちろん、特筆すべきはユニークなネーミングだけじゃない。
安全をモットーにした商品は、すべて手作りで新鮮なうえ、見た目もカラフルでキュートなものばかりなのだから!

個人的にお気に入りの商品は、リラックスしたお風呂タイムを過ごせるバスボム。バラの花びらが入っている「愛ラブユー」と、溶けると“恋愛モード”を占うペ−パーが出てくる、その名も「恋の導火線」! これまた憎い。女心をくすぐってくれます。

さて、LUSHはこの夏、固形シャワージェルの“シャワージェリー”を新発売する。これは、イギリスで誕生日のお祝いスウィーツとして定番の、ママの手作りジェリーをイメージしたというだけあって、本物のゼリーそっくりで、すっごく美味しそう・・・!! 全部で6種類のラインナップには、「いちご同盟」や「スウィーティパイ」など、デザートみたいな可愛いネーミングも健在。 暑い夏には冷蔵庫で冷やすと、ひんや〜りして、さらに心地良いとか。
これは夏に活躍しそう。

最初はネーミングから入ってもよし。遊び心いっぱいで、ハッピーな気分にしてくれる『LUSH』に今後ますます期待!(田辺 香)
問合せ先:0120-125-204