お値段なんと50万円!? 驚愕の珍ランドセルを発見!
新商品「金の亀ランドセル」は50万円。オールアミメニシキヘビランドセルは80万円也。
来春の入学シーズンに向けて、早いお店ではランドセルの展示が始まりました。そんな光景を見るたびに、あの頃の懐かしさと思い出がこみ上げてきます。
ジャンケンで負けた人がランドセルを前にも後ろにも背負ってロボコンみたいになりながら下校する姿……。大人になった今そんな子供たちを見ると、いつの時代も変わらないなぁとホッと出来ますね。さて、先日デイリーポータルZさんで非売品の「ヒョウ革で出来たランドセル」が紹介されていましたが、世の中いろんなランドセルがあるもんです。そんな中、名古屋のあるカバン屋さんでは”実際に買える”高級ランドセルがあるとか……?

お店の名前は『パルタカヤナギ』。知る人ぞ知る“変わった”ランドセルを販売しているカバン屋さんです。例えば、牛の胃袋で作ったランドセルが100万円。
シマウマの皮に鬣がついたランドセルも100万円、などなど変わった素材でお客さんの度肝を抜きテレビでも紹介された事があるそうです。ご主人の内藤さんにお話を伺うと、もともとはカバン製作技術の高さを見せるためにこのような変わった素材で作り始めたそうで、今までの総数は20種類以上。しかも、蛙の皮で作った20万円のランドセルと50万円のアザラシ皮製ランドセルは売れたというから驚きです。

そんな『パルタカヤナギ』さんに驚愕の新商品が生まれました! 11月の中旬に完成した新商品の素材はなんと! 「亀の甲羅&金箔」。自宅の池に増えてしまった外来種の亀からとった甲羅を金箔でコーティングし、黒のランドセルに縫いつけた渾身の作品。親亀の上に小亀が乗っかり、またその周りを小亀が囲むという心温まるランドセルです。
製作日数はなんと、2年半。甲羅を素材にするというのがとても難しく、試行錯誤しながらなんとか完成したそうです。そのお値段は、50万円予定。欲しい方は『パルタカヤナギ』さんで買えちゃいますのでぜひ行ってみて下さい。

他にもまだまだ変わったランドセルがあるそうで、金箔で作ったランドセル(200万円)、オールアミメニシキヘビ(80万円)などもオススメです! ぜひかわいいお子様、お孫さんにいかがでしょうか? もちろん普通のランドセルもありますので、ここまでの個性はいらないという方は通常(?)のランドセルをどうぞ。それにしても『パルタカヤナギ』さん、これからも様々なランドセルを作り続けて下さいね。

(木南広明)