中国スマートフォン大手・小米集団(シャオミ)は3月3日、スペイン・バルセロナで開かれたモバイル関連 見本市「MWC2025」で、ライカと共同開発の高性能カメラを搭載したフラッグシップスマホ「Xiaomi 15 Ultra」のほか、高級電気自動車(EV)「SU7 Ultra」を海外で初めて披露した。
シャオミの盧偉冰総裁は発表会の席上、同社は5年間の模索を経てハイエンド化の新たな段階を迎え、スマホや自動車、AIoT事業の海外展開を加速すると宣言。
SU7 Ultraの価格は52万9900元(約1100万円)からで、中国では2月27日に予約販売が始まり、予約はすでに1万9000台を突破している。シャオミが2024年3月に発売した初のEV「SU7」は、24年末時点で累計販売台数が13万5000台を超え、中国EV業界の台風の目となった。
シャオミの雷軍CEOは今後の展開に自信を示しており、2025年の新車販売目標を30万台とし、うちSU7 Ultraを1万台販売する計画だという。
*1元=約20円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)