中国の清華大学(北京市)がこのほど、本科生(学部生)募集人数の拡大を発表した。2025年から約150人増やし、新設学部の「通識書院」で受け入れる。
AIは社会と加速度的に融合し、高等教育にも機会をもたらしている。清華大は現在、中国の高度科学技術の自立と強化を人材面から支えるため、AI関連分野の専門人材育成を深く推進している。
新設される通識書院は、教育と教学、科学研究イノベーションにおけるAI技術の主導的役割を際立たせ、AIと学際領域の融合に立脚し、AIによる教育・教学支援パラダイムの探求に力を入れることで、AI技術に対する深いリテラシーを持ち、AI技術を習得し、傑出したイノベーション能力を備えた複合型人材を育成する。【新華社北京】