中国の電子商取引(EC)大手、京東集団(JDドットコム)の物流子会社である京東物流(JDロジスティクス)がこのほど発表した2024年決算は売上高が前年比9.7%増の1828億元(約3兆6560億円)、調整後純利益が2.9倍の79億元(約1580億円)で、いずれも市場予想を上回った。

外販売上高は9.6%増の1278億元(約2兆5560億円)で、全体の7割近くを占めた。

一体型サプライチェーン(供給網)の物流サービスを利用する外部顧客数は8万社を超え、3C(コンピューター、通信機器、家電)製品、家電・家具、自動車などの業務は飛躍的な成長を遂げた。

低所得者層を狙う中国発格安EC「Temu」、アマゾンでもSHEINでもない真の競合とは

同社が運営する保税倉庫は12月末時点で3600カ所、管理面積は3200万平方メートルをそれぞれ超え、倉庫ネットワークは全国のほぼ全ての県級行政区をカバーしている。【新華社北京】

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