
米調査会社センサータワーはこのほど、2025年2月の世界のモバイルゲームパブリッシャー売上高ランキングで、上位100社に中国35社が入ったと発表した。中国企業の売上高は合計で約19億ドル(約2800億円)となり、上位100社の37%を占めた。
中国企業の1位はテンセントで、根強い人気の「王者栄耀(Honor of Kings)」や「和平精英」(「PUBG MOBILE」の中国版)などが好調だった。2位は網易(ネットイース)で変わらず。ソーシャルゲーム「Eggy Party(エギーパーティー)」は人気アニメ「ひょうたん童子」とのコラボにより売上高が22%増加した。
3位は点点互動(Century Games)で、サバイバルシミュレーションゲーム「ホワイトアウト・サバイバル」が前月比4%増と好調に推移し、同社の売上高を4%引き上げた。「原神」の開発元、米哈游(miHoYo)は4位だった。「ゴシップハーバー:マージ&ストーリー」と「シーサイド エスケープ:マージ&ストーリー」が好調の檸檬微趣(Micro Fun)は前月比9%増で、順位を1つ上げ5位に入った。
*1ドル=約149円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)