大阪・関西万博の中国パビリオンは30日、100万人目の来場者を迎え、記念のセレモニーを開いた。

100万人目の来場者となったのは大阪から訪れた浅川輝和さん一家。

家族がパビリオンに入ると、エントランスホールの大型スクリーンに「中国パビリオン、世界からの100万人目の来場者を歓迎」の文字が映し出された。入り口で出迎えた職員が、記念品としてパンダのぬいぐるみを贈呈した。

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浅川さん家族は100万人目の来場者になれて光栄と話し、パビリオンの外観の美しさや充実した展示内容を称賛。「中国の歴史と文化の奥深さを実感した」と語った。

中国パビリオンの章書靖館長は、中国パビリオンは万博開幕後、常に最も人気のあるパビリオンの一つだと強調。「100万人の来場者は、世界中の万博来場者が中国パビリオンに愛着を持ち、高く評価していることの表れだ」と述べた。

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章館長は、万博の会期は後半戦に入り、中国パビリオンはさらに10以上の省・自治区・直轄市による一連のイベントを相次ぎ開催すると紹介。「引き続き充実した展示や見所満載のイベント、没入型の体験、そして心のこもったサービスで、より多くの来場者をひきつける」と話した。

中国パビリオンは万博の会期と同様、4月13日に開館、10月13日に閉館する。【新華社大阪】

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