世界有数のeスポーツ企業BLASTは28日、今年12月に中国四川省成都市で人気ゲーム「Dota2」の大型大会「BLAST DOTA2 スラム」を共同開催すると発表した。

大会はトップクラスの国際的なeスポーツイベントで、BLASTと「Dota2」を開発した米ゲーム企業バルブが2024年に設立。

過去3回はいずれも欧州で実施され、中国での開催は初めてとなる。賞金総額は100万ドル(約1億4700万円)に上り、中国、東南アジア、欧州、南北アメリカなどから強豪12チームが出場し、最高峰の戦いを繰り広げる。試合の様子は30以上の言語で50以上の国と地域に向けてライブ配信される。

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BLASTの市場開発責任者、ジェームズ・ウーラード氏は「中国初のイベントを成都で開くという決定は、豊かな文化、優れたインフラ、成長を続けるeスポーツ環境に基づいている。パートナーと共に歴史的な瞬間をつくり出せることを期待している」と述べた。【新華社成都】

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