中国香港の調査会社カウンターポイントの調査データによると、2025年第2四半期(4~6月)のスマートウォッチ世界出荷台数は前年同期比8%増加し、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が出荷台数で初めて米アップルを抜き、世界首位に躍進した。

ファーウェイの4~6月の出荷台数は52%増え、世界シェアは21%となった。

前年同期の世界シェアは15%で、アップルの19%に及ばなかった。アップルの出荷台数は3%減と小幅に落ち込んだが、世界シェアは17%に上り、ハイエンドスマートウォッチ市場でトップをキープした。中国スマートフォン大手の小米集団(シャオミ)は38%増加し、伸び率はファーウェイに次いで2番目の高さとなった。世界シェアは前年同期の7%から9%に上昇した。

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特筆すべきは、4~6月の中国市場のスマートウォッチ出荷台数が33%増加した点だった。世界シェアも前年同期の26%から32%に上昇し、北米地域を抜いて世界最大のスマートウォッチ市場となった。【新華社北京】

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