中国の半導体受託生産大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)がこのほど発表した2025年6月中間決算は、売上高が前年同期比23.1%増の323億4800万元(約6790億円)、純利益が39.8%増の23億100万元(約483億円)だった。

ウエハー販売量の増加と平均販売価格の上昇が増収につながった。

1~6月のウエハー受託生産事業の売上高は25.9%増の303億5300万元(約6370億円)に上った。

「中国製半導体が市場を奪う」米NVIDIAの輸出空白が招いた誤算、H20代替品続々投入

専利(特許、意匠権、実用新案)登録件数は6月30日時点で1万4200件、うち特許は1万2300件だった。集積回路(IC)の回路配置利用権の保有件数は94件を数えた。1~6月の研究開発費は23億7500万元(約500億円)で、対売上高比率は7.3%だった。【新華社北京】

編集部おすすめ