中国ロボット大手の「優必選科技(UBTECH Robotics)」はこのほど、2025年1~6月期決算を発表した。売上高は前年同期比27.5%増の6億2100万元(約130億円)、純損益は4億4000万元(約92億円)の赤字と赤字幅はやや縮小した。

研究開発費は2億1800万元(約46億円)に上り、売上高の35.1%を占めた。

人型ロボットの出荷台数が飛躍的に伸びた。7月には、国有系自動車メーカーの覓億汽車(MIEE​​)から9051万元(約19億円)の受注を獲得した。人型ロボットの受注額としては世界最大規模となる。

中国、世界初の人型ロボット協働作業を実現 数十台がEV工場で実地訓練

7月17日、世界初となるバッテリーの自動交換が可能な人型ロボット「Walker S2」を発表した。同社は生産体制の強化を急ぎ、年内に産業用人型ロボット500台を出荷し、スマート製造分野に投入する計画だという。

*1元=約21円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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