中国上海市に位置する復旦大学経済学院はこのほど、世界で初めて先物取引所総合ランキングを発表した。
このランキングは同学院の院長を務める中国経済研究センターの張軍主任が率いる研究グループが作成し、先物取引所に対する全面的かつ総合的、科学的な定量評価を初めて行った。
25年のランキングでは、米国のシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループ、インターコンチネンタル取引所(ICE)、中国香港特別行政区の香港取引所が世界上位3位となった。世界先物市場ではCMEとICEが全面的に総合的な優位性を誇り、価格影響力、市場流動性、商品の多様性などの面で圧倒的に優れており、数年連続で世界先物取引所のトップグループを形成した。中国の商品先物取引所はコモディティー(商品)取引の急速な規模拡大を受けて、世界トップレベルの取引所との差が縮小し、中でも上海先物取引所は第2グループのトップに躍進した。アジア太平洋地域(国際通貨基金が定義する中国、日本、韓国、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドなどを含む)に絞ると、上位2位は香港取引所(ロンドン金属取引所含む)と上海先物取引所となった。
ここ数年、世界の商品先物取引所業界の発展は次の三つの傾向が鮮明となっている。
第一に、市場規模は著しく拡大した。コモディティー価格の変動が激しくなる中、企業のデリバティブ商品を活用したリスク管理に対するニーズが大幅に高まった。
第二に、革新力が持続的に強まっている。世界経済のグリーン・低炭素化が進む中、世界の各先物取引所は新技術、新エネルギーの発展に焦点を当て、上場銘柄を絶えず刷新した。
第三に、マクロ環境の不確実性が先物取引所のリスク予防・制御により大きな試練をもたらした。中国本土の先物取引所は中国の特色ある先物監督・管理制度のおかげで価格の急騰・急落を効果的に予防し、世界の顧客に安定した価格シグナルを提供しており、安定した市場運営の優位性が特に目立った。【新華社上海】








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