第104回全国高校野球選手権大会の入場券を7月21日から販売。

新型コロナウイルスと暑さ対策のため今大会からネット販売による全席指定・前売りとなるとのことだ。


今大会は8月6日~22日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催(雨天順延。3回戦2日目、準々決勝、準決勝のそれぞれ翌日は休養日)。

3年ぶりに一般向け入場券を販売し、新型コロナウイルス感染拡大予防や混雑防止のため、全席指定・前売りとするとのことだ。前売り券はインターネットで購入できる。

決勝を除いては日付指定の単日券(単券)のみで、第101回大会まで販売していた連券(通し券)はないという。

また、今大会から料金を改定。主な席種の料金は表の通り。入場券代とは別に発券に伴う手数料がかかる場合があるとのことだ。

一般観客向け入場料金

中央指定席         :4,200
一塁・三塁指定席(大人)  :3,700
一塁・三塁指定席(子ども) :1,200
アルプス席         :1,400
外野指定席(大人)     :1,000
外野指定席(子ども)    :500

※全席指定・前売り。単位は円。子どもは4歳~小学6年生

発売期間

いずれの席種も準決勝までは「日付指定(8月○日)」で、1~3回戦は一斉に7月21日午前10時、準々決勝、準決勝はそれぞれ前日の午前10時に販売を開始。

雨天順延などにより指定された日に試合がなければ、払い戻しとなる。決勝は前日の午前10時に販売を開始。日付指定ではなく、雨天順延になっても有効であるとのことだ。


中央指定席、一塁・三塁指定席、アルプス席、外野指定席

中央指定席、一塁・三塁指定席は、それぞれ三つのエリアから好みのエリアを選ぶことができる。個別の座席を指定しての購入は不可。アルプス席(学校応援団とは別区画)と外野指定席は、座席エリアを選ぶことができない。

「ローソンチケット」「チケットぴあ」「あさチケ」「甲チケ」の各サイトで購入可能。サイトにより会員登録が必要となる。電話予約はできない。

座席番号は購入確認画面または発券の際に分かる。6枚まで購入でき、並びの席にならない場合はメッセージが出るとのことだ。

企画席

ボックス席は一・三塁指定席に計28あり、4人席が1万4800円、1万6千円の2種類/5人席が1万8500円、2万円、2万2千円の3種類。

マス席は一・三塁指定席に計4あり、座敷タイプ。5人席が2万500円/6人席が2万5200円。

販売はボックス席、マス席とも「チケットぴあ」のサイトで申し込み。柱で見えにくい場所もあるため、サイトで確認してほしいとしている。

ペア席は中央指定席の最上段に計10あり、各1万円/三塁指定席の上段には計6あり、各8800円/「チケットぴあ」のサイトにて販売。


アルプスデッキ席の1区画は定員16人で2万4千円/「ローソンチケット」のサイトで申し込み、ローソン、ミニストップの端末で引換券が発券される。当日、大会本部窓口(6号門わき)で入場券と引き換えとなる。

車いす席

前売り券(引換券)は車いす利用者本人分のみで、中央指定席が2100円/一・三塁指定席が1850円(子ども600円)、外野指定席が500円(子ども250円)。「チケットぴあ」のサイトで申し込み、セブン―イレブン、ファミリーマートの端末で引換券を発券。

当日、大会本部窓口で入場券と引き換え/介助・付き添い者用の入場券は本人分と同額で2人まで、当日販売のみ/アルプス席は学校応援団が使用せず空きがある場合のみ、当日、大会本部窓口で購入できる。値段は700円。
編集部おすすめ