ファミリーマートと花王、年間4万本のアルコール消毒液空容器リサイクル実証実験を3月13日より開始 神奈川県内の約350店舗にて
ファミリーマートは、花王のグループ会社である花王プロフェッショナル・サービス(以下、花王)と、年間約4万本のアルコール消毒液空容器のリサイクル実現に向けた実証実験を3月13日から神奈川県内の一部約350店舗において開始すると発表した。

同実証実験は、2022年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」に基づき、プラスチック容器の回収・リサイクルによる再製品化の仕組みを構築することを目的としている。


ファミリーマートでは、店舗スタッフが使用するアルコール消毒液のプラスチック容器が年間約4万本(約2トン)に上るという。

今回の実証実験では、店舗から使用済み容器を店舗配送トラックの空きスペースを活用して回収し、配送センターで一時保管した後、花王にて再製品化に向けた検討を行う。これにより、店舗回収の簡素化と回収ルートの確立、回収コストの低減を目指すとしている。

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実証実験イメージ■実証実験の概要

目的:
プラスチック資源循環促進法に基づくプラスチックの排出・回収・リサイクルの課題検証

対象品目:
花王 ハンドスキッシュEX アルコール消毒剤 800ml(本体・つけかえ用)

検証項目:
・回収オペレーションの検証
・リサイクル、ボトルtoボトル、再製品化に向けた課題抽出

期間:
2024年3月13日~2024年5月21日(3カ月間)

対象店舗: