
ファミリーマート初、千葉県・埼玉県の農家と協業し「農福連携」の取り組みを開始ファミリーマートは、2006年より、千葉県流山市で障がいのある社員による有機野菜の栽培を実施。
同取り組みは農家の人手不足を補うとともに、障がいへの理解推進と地域で暮らす障がいのある人の雇用創出につなげることを目的としている。
なお、今回の農福連携の取り組みは、千葉県および農林中央金庫の協力のもと、千葉県のいちご農家「Ken’sGarden」と、埼玉県の小松菜農家「しゅん・あぐり」が賛同し実現したとのことだ。

【右】Ken´sGardenでのいちご栽培作業の様子同社はこれまでも、障がいの有無に関わらず、誰もが活き活きと活躍できる組織風土づくりに取り組んでいたが、2024年度は職域拡大やよりきめ細かなサポート体制を進めるため、障がいの専門知識を持つ社員を中心とした「ソーシャルサポートグループ」を新設。
現在は、農場のほか店舗や本社など幅広い場所で障がいのある社員が活躍しており、法定雇用率2.5%を上回る3.19%と、安定した職場環境へもつながっているという。
同社は今後も、農福連携を通じて障がいのある人の雇用創出や障がいへの理解促進を通じて、誰もが活躍できる社会づくりを応援していくとのことだ。