
海外旅行者が前年比8%増加、旅行時期は分散傾向
2024年に海外旅行をした人は全体の38%で、前年から8%増加したという。特に8月から10月に旅行した人が23%と最も多く、夏休みやシルバーウィークを活用して旅行時期が分散する傾向が見られた。海外旅行に何月に行ったかまた、海外旅行への意欲について「高まっている」と回答した人は71%と前年と同水準であり、「今後1年以内に海外旅行を予定している」と回答した人は44%で、前年より4%増加したとのことだ。
海外旅行で気になる点は「為替相場」が最多
海外旅行時に気になる点として、69%の人が「為替相場」を挙げ、前年に続いて最も多い結果となった。一方で、「新型コロナウイルスなどの感染症」を挙げた人は15%と大幅に減少した。新たに調査項目に追加された「物価高」および「治安」については、それぞれ52%が気にしていると回答。これらは昨今の円安や世界的なインフレ、情勢不安が影響していると考えられるとしている。


海外旅行準備で外貨預金を活用する動き
海外旅行の準備として普段より多めに預金している人は前年より4%増加し、22%となった。預金の通貨について「外貨が円より多い」と回答した人も22%で、前年より3%増加している。さらに、外貨購入方法については「為替レートを見て随時購入する」が57%で最も多い結果となった。

Sony Bank WALLETの利便性を評価
Sony Bank WALLETの海外利用に関しては、「貯めた外貨をVisa加盟店で使える」点が61%に評価され、前年と同様の結果となった。また、利用時にメールで通知が届く仕組みは「防犯や不正利用への対応」として有用とされている。国内利用に関しては、「利用額に応じて現金でキャッシュバックがある」点を便利と評価した人が63%に上った。

【調査概要】
対象者:ソニー銀行の口座保有者5,235名調査期間:2024年11月6日~2024年11月20日
<参考>
ソニー銀行『「海外旅行への意欲・預金意識」に関する調査』