さいたま市・大宮駅西口で大型複合施設「(仮称)桜木PPJ」着工 2027年春に竣工予定
大和ハウス工業と大和ハウスリアルティマネジメント、東日本旅客鉄道の3社は、埼玉県さいたま市大宮駅西口において、桜木駐車場用地活用事業「(仮称)桜木PPJ」を着工したと発表した。

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「(仮称)桜木PPJ」完成イメージパース同プロジェクトは、「大宮駅」西口の市営駐車場「桜木駐車場」の一部を活用し、総延床面積30,000平方メートルを超える大型複合施設を開発するもの。


同施設は、商業棟、オフィス棟、駐車場棟、フィットネス棟、MICE(※)結婚式場棟の計5棟で構成され、竣工は2027年春を予定している。

フィットネス棟では地域住民の健康づくりをサポートし、商業棟にはスーパーマーケットやクリニックモールなど日常に密着した店舗が入居予定。オフィス棟には、シェアオフィスや地域交流スペースを設置し、新規事業の創出と地域コミュニティの活性化を図るという。

さいたま市・大宮駅西口で大型複合施設「(仮称)桜木PPJ」着工 2027年春に竣工予定
オフィス棟イメージまた、大宮が誇る“鉄道のまち”の文化を継承すべく、「電車ひろば」と呼ばれるスペースでは鉄道車両の展示や地域向けのイベントの開催が予定されている。

さらに、災害時には駐車場を一時避難場所として開放し、非常用トイレやかまどベンチの整備、入居店舗による食品提供など、地域防災拠点としての機能も担うという。加えて、結婚式からMICEまで多目的に利用できる式場も設け、日常からライフイベントまで多様に対応できる施設だとしている。

■事業概要

名称桜木駐車場用地活用事業「(仮称)桜木PPJ」
所在地:埼玉県さいたま市大宮区桜木町三丁目1番1外(地番)
交通:JR「大宮駅」西口より徒歩約10分
敷地面積:18,043.34平方メートル(5,458.11坪)
総建築面積:12,139.17平方メートル(3,672.09坪)※防災倉庫等の面積含む
総延床面積:31,858.92平方メートル(9,637.32坪)※防災倉庫等の面積含む
着工:2025年4月15日
竣工:2027年春(予定)
オープン:2027年春(予定)

(※)企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字を使った造語でビジネスイベントの総称。
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