
港区六本木三丁目公衆便所にOiTrを設置OiTrは、全国の女性個室トイレに生理用品を常備し、ユーザー登録済みのアプリ利用者が無料でナプキンを受け取れる仕組みとして展開されている。今回の設置により、六本木三丁目児童遊園内の公衆トイレを利用する近隣住民や親子連れなどが、急な生理時にも安心して施設を利用できる環境が整ったとしている。

港区は、令和5年4月に策定した「進めよう!おもてなし公衆トイレ」整備方針に基づき、本施設をその第1号として整備したと説明している。住宅地と繁華街に隣接し、環境面での課題も抱えていたことから、快適性と安心感の向上を図るべく、OiTrのほかアロマやピアノ音響も導入したという。
OiTrは現在、全国28都道府県の292施設において3,300台を展開しており(2025年3月時点)、アプリを通じて2時間ごとに1枚、最大25日間で7枚のナプキンが無料で受け取れる仕組み。オイテルは、「トイレットペーパーと同様に生理用品が行き届く社会」を目指すとしており、今後も多様な施設への設置拡大を進める方針とのことだ。
