
新システムはMicrosoft 365およびMicrosoft Azureを基盤とし、既存の境界分離型セキュリティを活かしながら、ゼロトラストの考え方を取り入れた独自のハイブリッドモデルを採用。
業務の効率化にも大きく貢献しており、県全体で年間約70,000時間の業務時間削減が可能になると試算されている。
新たに導入されたシステムの構成要素としては、以下が挙げられるとのことだ。
・Entra ID:180校のADサーバーをAzure上に集約し、統合ID管理と認証サービスを提供。リスクベース認証により、海外からの不正アクセスを防止。
・Azure Files:校務系ファイルサーバーをAzureに統合。・Azure Virtual Desktop(AVD):1台の端末で校務作業とインターネットアクセスを並行して実行可能。場所を問わない業務遂行を実現。
・Microsoft 365 A5:A3からA5へアップグレードし、セキュリティ強化とクラウドサービス活用を推進。Microsoft Defenderによる端末保護も導入。
・Microsoft Purview Information Protection:機密情報の自動ラベル付けと暗号化により、安全な情報管理を実現。
システムの構成要素