
外観イメージパース同プロジェクトは、同社のアセットマネジメント部門が主導し、特定目的会社(SPC)を通じて、土地の売買契約を締結し、用地を取得したという。
土地取得に際しては、同社の札幌支店がサポートを行い、マーケット調査・分析に基づいた企画設計を実施。設計・施工を担うパートナーの選定を行い、土地の不動産価値を最大化する開発プランを策定したという。
施設の開発フェーズでは、ターナー&タウンゼントと連携し、設計・施工のプロセスを支援。竣工後は、CBREのプロパティマネジメント部門が施設管理を担い、インダストリアル&ロジスティクス部門がリーシングを担当するとのことだ。
近年、半導体産業の急成長に伴い、半導体製造に不可欠な危険物原材料の保管需要が急増している。同プロジェクトで開発する危険物倉庫は、北海道苫小牧市に位置し、苫小牧港から車で約10分、新千歳空港から車で約15分という戦略的な立地が特徴。
同開発施設は、半導体関連産業が集積する新千歳空港周辺エリアと、本州からの危険物海上輸送の拠点である苫小牧港の中間に立地し、危険物倉庫需要の受け皿として機能することが期待されているという。

■プロジェクト概要
名称北海道苫小牧市賃貸型危険物倉庫開発事業プロジェクト
事業会社
HKプロパティーズ特定目的会社(SPC)
出資者
・NAMIJU
・ラサールロジポート投資法人
・京阪電鉄不動産
・A.P.リアルティ
事業地
北海道苫小牧市
土地面積
約12,000平方メートル
アクセス
苫小牧港から車で約10分、新千歳空港から車で約15分
施設
賃貸型危険物倉庫
CBREサポート業務(予定を含む)