黒木)どのようにつくられているのか、知りませんものね。
大牧)どんな工程でつくられたか、どんな思いでつくられたかを知る機会がないというのは、実感としてあります。ただ、スタートの段階から大金を投資するということではなく、小さなところからスタートして、5年間少しずつ成長させて来たので、大きなリスクを背負ったわけではありません。
黒木)これまでは、どのくらいの方をメディアで取り上げられたのですか?
大牧)映像本数でいうと70本以上で、1つの映像に対して最大7人くらいの職人さんが出るので、100名弱くらいは映像に出ていただいているのではないかなと思います。

オークラ出版『子どものためのニッポン手仕事図鑑』著:大牧圭吾(※画像はAmazonより)
大牧圭吾(おおまき・けいご)/ニッポン手仕事図鑑 編集長
■1977年、長野県安曇野市生まれ。
■映像ディレクターとして、秋田県、長野県、神奈川県、和歌山県など、全国の地方自治体の移住促進PR映像などを手がける傍ら、「ニッポンの手仕事を、残していく」をコンセプトに掲げる動画メディア、『ニッポン手仕事図鑑』を2015年1月に立ち上げ、編集長に就任。日本の未来に残して行きたい技術や文化を、国内外に向けて発信している。
■2017年9月、監修の『子どものためのニッポン手仕事図鑑』を出版。