黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」(8月11日放送)に生活経済ジャーナリストの和泉昭子が出演。お金の使い方の「ニーズ」と「ウォンツ」について語った。
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黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「あさナビ」。8月9日(月)~13日(金)のゲストは生活経済ジャーナリストの和泉昭子。3日目はお金の使い方における「ニーズ」と「ウォンツ」について
黒木)お金にもよい使い方、そうでない使い方というものがあるのですよね。
和泉)個人のことで言えば、「満足感や幸せ感につながる消費かどうか」ということが大切です。私たちの世界では「ニーズ」と「ウォンツ」という言葉をよく使います。「ニーズ」は必要なことに対するお金、「ウォンツ」は欲しいという気持ち、希望です。「ニーズは大事だけれど、ウォンツは我慢しろ」という考え方があります。
黒木)欲しいものは我慢しろということですね。
和泉)ただ、私自身はそうは思いません。ニーズとウォンツは本来、人によって違うと思うのです。一見、外から見たら贅沢かも知れませんが、それがその人、またはその家族の幸せにつながるのであれば、それは「ニーズ」になります。逆に、そこにお金を投下したいのだけれども、何に使ったのかよくわからない。「使途不明金」という言い方をするのですが、満足度や幸せにつながっていない使い方はやめた方がいいかなと思います。