辛坊治郎が8月11日(木)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。辛坊が、自治体や感染拡大状況によってばらつきが出ている新型コロナ自宅療養者への食料配布支援について「間違っている」と断言した。
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新型コロナウイルスに感染した場合、医療ひっ迫を防ぐため、多くの自治体では65歳未満で基礎疾患がなく軽症の場合は自宅での療養を原則としている。そして、一人暮らしの療養者や家族全員が濃厚接触者の世帯などに、自治体がレトルトやインスタント食品をダンボール箱に詰めて無償で配布する食料支援が行われている。
ただ、感染力の高いオミクロン株の派生型が流行した今回の「第7波」では、食料支援の配送にかかる人手不足や自治体の予算不足、食料の確保の問題などから対象者を縮小する動きが相次いでいる。インターネットの宅配サービスを利用できる一人暮らしの療養者や濃厚接触者となった家族であっても、生活必需品の買い出しは不要不急の外出には当たらないとして、自力での食料調達を促すようになった。

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この現状に対して辛坊は「医学的にこうしなくてはいけないということを理由に、何かが行われているという場合はいいが、予算的に大丈夫な間はやるけれども、それがなくなったらやりませんって、なんかおかしくないか?」と疑問を呈した。そのうえで「やらなくていいものなら、はなから(=最初からの意)やらなくていい。やる必要があるなら、予算がどうのこうの言ってないでやらなきゃいけない。なんか間違ってるよね、これ」と指摘した。
- 東京都が開設した、新型コロナウイルス自宅療養者用の電話相談窓口「自宅療養サポートセンター」=2022年1月31日午後 写真提供:共同通信社
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