日銀事実上の利上げの背景に“岸田総理の野心”　自民党・青山繁晴議員が分析
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作家で、自由民主党の青山繁晴議員が12月23日（金）、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。日銀の事実上の利上げの背景について解説した。

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月例経済報告等に関する関係閣僚会議に臨む岸田首相と日銀の黒田総裁＝2022年10月25日午前、首相官邸　写真提供：共同通信社

日銀の事実上の利上げについて青山は「黒田さんが一生懸命回避してきたことを、今回は事実上をやってしまう。これは岸田総理の“脱安倍”の一環だと思う。サプライズを狙うのは金融政策の常道ではあるけれども、これでマーケットとの信頼関係は壊れた。『来年の春までMr.クロダの事を信用できない』というのが世界に広がっているから、その意味でも打撃。岸田総理含めて、黒田包囲網だと思う」と分析した。

さらに青山議員は「安倍さんの残した大きな遺産の1つが黒田日銀。（日銀を）人事を含めて、全部崩していく。安倍さんがいない時代を自分で作りたいっていう、岸田さんの野心の現れ。これは黒田総裁が裏切ったのではなく、敗北ではないか」と語った。

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