黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」(2月17日放送)に作詞家・プロデューサーの秋元康が出演。特別番組『オールナイトニッポン55時間スペシャル』について語った。
(左)秋元康 (C)kurigami / (右)黒木瞳
黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「あさナビ」。2月14日(火)~2月17日(金)のゲストは作詞家・プロデューサーの秋元康。5日目は、特別番組『オールナイトニッポン55時間スペシャル』について
黒木)『オールナイトニッポン55時間スペシャル』の放送はいよいよ今夜、2月17日(金)18時から始まります。19日(日)の25時まで、55時間。秋元さんがプロデューサーをやっていらっしゃいます。新旧パーソナリティ大集合ということで。お楽しみ盛りだくさんだと思うのですけれど、どんな方々に聴いていただきたいですか?
秋元)「オールナイトニッポン」を学生時代に聴いたことがある人はたくさんいるでしょうし、最近よく聴いているという若い人もいると思いますが、今回はそういう人たちにとってのお祭りです。
黒木)そうですね。
秋元)僕らからすると「懐かしいな」と思うのですが、そういう人もいらっしゃれば、「オールナイトニッポンを聴いたことがない」という人たちもたくさんいるわけです。世代が入り乱れての、「こういうラジオだったのか」というのが出ればいいなと思っています。
黒木)“チャチャッチャ~”というのを聴くとね。
秋元)テーマ曲の『ビタースウィート・サンバ』がね。
黒木)なんというか、郷愁を感じます、ノスタルジックなね。
秋元)でしょ。
黒木)たまらないですね。
秋元)あれも、フジパシフィックミュージックという音楽出版社の朝妻会長に聴くと、テーマ曲が『ビタースウィート・サンバ』に決まるまでもドラマがあったそうです。
黒木)私も伺いました。最初は違う曲を考えていたのだけれど「こっちがいい」と。
秋元)そういうところも含めて、歴史というのは面白いなと思うのですよね。
『オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル』タイムテーブル
黒木)盛りだくさんですよね。私はいま、『オールナイトニッポン55時間スペシャル』のラインアップを拝見させていただいているのですけれど、秋元さんは明日ですね。明日2月18日(土)17時から。佐久間宣行さんと2時間。秋元さんはこの番組が放送される55時間はずっと起きていらっしゃるの?
秋元)できるだけ起きていようと思っていますよ。
黒木)本当ですか?
秋元)全部は起きていられないかも知れないけれど、せっかくこういう風に盛り上がっているのだったら、「こういう風にしちゃったら?」とか指示を出そうかなと。例えばそこで盛り上がってしまって、「一緒に歌をやりたいよね」となったら、すぐに歌を出す段取りをしようよとか。
黒木)いいですね。
秋元)この人とこの人が「会ってみたい」と言ったら、どこかに枠を探してゲストに入れようとか。あるいは、生放送中にどこかで飲んでる人がいたら、「すぐニッポン放送に駆けつけてください」というゲストの出し方もあるのではないかとか。
黒木)「黒木瞳に電話しようか?」という話が出てきたら、電話してくれるということですか?
秋元)そうそう。「このタイミングで黒木瞳に電話して、久留米うどんをつくってもらおう!」とか。
黒木)うふふ(笑)
秋元)「黒木さん、出前つくってくれるよ、絶対」と。
黒木)「久留米うどん持ってこい」と(笑)。すごい番組になりそうですね。
秋元)すごい番組でしょ。
黒木)それは寝ていられませんね。
秋元)黒木さんが久留米うどんをつくって持ってきたらすごいでしょう。
黒木)私、鶏ガラから買いに行かなきゃ。
秋元)用意しておいて下さい。でもフェイントかけるかも知れないですよ。「久留米うどん」と言っていながら、「筑前煮をつくって欲しい」と。
黒木)あははは(笑)
秋元)久留米うどん用意しているだろうなと思うから、筑前煮をお願いしますと。
黒木)筑前煮も久留米うどんもつくっておかなければならないということ? いきなり長崎ちゃんぽんとか言いそう。
秋元)あるいは、餃子食べたいなとか。
黒木)自分の仕事よりも大変になってきたような気がしますけれども。今晩、オールナイトニッポン55周年記念番組の放送中はお休みしなくていいのですよね?
秋元)僕はずーっと聴いています。
黒木)ずーっとね。
秋元)黒木さんも55時間聴いていただかないと、どこで「筑前煮持ってきて」と言うかわからないですからね。
黒木)筑前煮は、まず「どんこ」を水に浸しておかなくてはいけないから、すぐはできないのですよ。
秋元)そうね。どんこは、戻さなくてはいけないからね。
黒木)どんこ戻さないといけないし、あと私のうどんは鶏ガラでつくるのですよ。
秋元)鶏ガラなんだ。
黒木)鶏ガラで出汁を取らなくてはいけないから、5~6時間掛かるのです。でも55時間あるから間に合いますね。
秋元)どこで振るかはわかりませんよ。1日目で振って3日目で持ってきてもらうというのもあるかも知れない。
黒木)わかりました。ではなるべく、きょう、明日、明後日。
秋元)これは嬉しいですよ。
黒木)今晩、6時からです。
秋元康 / 作詞家・プロデューサー (C)kurigami
秋元康(あきもと・やすし) / 作詞家・プロデューサー
■高校時代にニッポン放送で放送作家としての活動をスタート。
■1985年に始まったテレビ番組「夕やけニャンニャン」の構成を担当し、その後もとんねるずのバラエティ番組など数々の人気番組を手掛ける。
■また様々な人気番組の構成を担当しつつ、作詞家としても活動を開始。30歳のときには美空ひばりの大ヒット曲「川の流れのように」を作詞。
■2000年代以降は、プロデューサーとしてAKB48グループや坂道シリーズを手掛け、社会現象ともいえるムーブメントを巻き起こす。
■2010年には日本放送作家協会理事長に就任。
■ドラマの企画や脚本も担当し、エンタメ業界を長きにわたって発展・けん引してきた。
■『オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル』(ニッポン放送 2月17日(金)18時~19日(日)25時)では、エグゼクティブプロデューサーを務める。
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