3月12日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、米代恭による漫画『往生際の意味を知れ!』のおすすめポイント3つを紹介した。
番組では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『往生際の意味を知れ!』をピックアップ。7年前に失踪した元カノ・日下部日和のことを忘れられない元映画監督・市松海路の元に、ある日突然日和が現れ、「出産記録を撮ってほしい」と無理難題を要求するところから物語が始まる。
今回は吉田が、この漫画のおすすめポイント3つを解説した。
吉田:おすすめポイントその1は「ジェットコースター恋バナ」。
ジェットコースターストーリーとかって、大体ホラーじゃないですか。でもこれは、恋バナなんですよ。元カレと元カノが泥沼の過去を掘り返したりとか、2人が付き合ってるときに近くにいた友達と、今付き合ってるみたいな雰囲気になったりとか。大体そういうのってジメジメしてるから、ストーリーがゆっくりしか進まないじゃない?これが、1ページめくるごとに進むんですよ。「えっ!?」っていうぐらいのジェットコースター感で、恋バナが展開されるんです。
CUBERS・末吉9太郎(パートナー):え~っ!
吉田:おすすめポイントその2は「悪人が想像を超えすぎ」。
恋愛では、悪い人って出てきますよね?ウソばっかりつく人、みたいな。
末吉:え~っ、何?
吉田:おすすめポイントその3は「でもリアリティがある」。
市松君が(映画監督として)復活して、ドキュメンタリー映画とか撮り始めるんですけど。漫画家さんって、ドキュメンタリーが好きなんですって。現実が一番ヤバいから、そこに負けないように、漫画を描かなきゃいけないみたいな気持ちがあるらしいんだけど……。ドキュメンタリー映画って、「人類何十億もいたら、1人ぐらいこういう人もいるよな」みたいなのが映像に残るわけじゃないですか。(作中で登場キャラに)ドキュメンタリー映画を撮らせることによって、それと同じものを見させられている気持ちになるんです。
『往生際の意味を知れ!』の魅力的な要素3つを語った吉田。
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