ニッポン放送のイマジンスタジオから演歌・歌謡曲・J-POPのライブショーをお届けする『中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪』(毎週日曜朝5時30分~/司会:中山秀征・アシスタント石川みゆき)、9月1日放送分の収録が行われました。
今回のゲストは、長保有紀さん、高島レイラさん、飛雄馬さんです。
懐かしの昭和歌謡から『真夏の出来事』(平山みき)を披露した高島レイラさん。
「叔母がよくドライブに連れて行ってくれて、その車内でよく流れていたのがこの曲でした。暑い夏にぴったりだと思い、今回の選曲にしました」
高島さんは、師匠である岡千秋さんの勧めでテレビ時代劇『水戸黄門』などに出演し、2015年に『雨の伝言板』でデビューを果たしました。
新曲『恋は夢の中』は、タンゴのリズムで、情熱的な男女の恋物語を歌っています。
「昭和歌謡の雰囲気を盛り込んで楽曲で、今年はこの曲で頑張りますので、どうぞ、応援してください」
コロナの影響で活動が制限されていたという高島レイラさんですが、最近は定期的にライブステージも増えてきているそうです。
「四谷三丁目にあるライブレストラン『ソケースロック』で、寺内タケシさんの一番弟子のバンド『ピンクッション』と定期的にライブを開催しています。どうそ、遊びに来てください」
新曲の衣装は、黒い生地に赤い薔薇の刺繍が施された情熱的なドレスです。そんな高島さんの趣味はタップダンス。
「タップダンスは、4~5年練習をしましたが、なかなか上達しません」
と言いつつも軽快なタップを披露すると、会場のお客さんから大きな拍手が沸き起こりました。
番組初登場の飛雄馬さんは熊本県出身の20歳。2024年7月20日に『天使の棲む街』でデビューしました。
懐かしの昭和歌謡から『バス・ストップ』(平浩二)を披露した飛雄馬さん。
「お客さんやファンの皆さんからのリクエストが多い曲で、ボクの声に合っているとよく言われます。昭和歌謡は勉強中なので、これからもっと歌っていきたいですね」
デビュー曲『天使の棲む街』は、新大久保の街をモチーフにしました。
「新大久保振興協会の協力を得て、『野風増』(河島英五)のヒットで知られる山本寛之先生に作曲していただきました。新大久保のシンボル“天使”を恋人に重ねて、ふたりの未来や幸せを歌っています」
新大久保が舞台だと聞いた中山秀征さんが、「ボクはデビューしたとき、新大久保に住んでいたんですよ。当時は韓国のお店はなくて、よくガード下の居酒屋で飲んでいましたよ(笑)」
飛雄馬さんの名前は、巨人ファンの父親が名付けました。本人は野球を目指さず、歌手として“星”を目指し、両親の反対を押し切ってデビューしました。
「同郷の島津亜矢さんの歌に感動し、歌手になりたいと思いました。でも子供の頃は歌が嫌いで、スナックで歌う父の姿を見て、『あんな大人になりたくない』と思っていました(笑)」
大阪府高石市出身の長保有紀さん。1985年に『女の人生待ったなし』でデビューし、1994年には『惚の字傘』で紅白歌合戦に初出場しました。
代表曲の『露の花』を披露した長保有紀さん。
「この曲は、2017年、「はずき」というペンネームで作詞しました。2019年には、自作詞のみを収録した35周年記念アルバム『「夢・うつつ」~はずき作品集~』を発売しました。
新曲『霧笛にぬれて』は、7月2日に発売されました。
「哀愁たっぷりのブルース艶歌で、新しい私の歌世界を広げる意欲作になっています」
長保有紀さんは「音楽健康指導士」という資格を持っていて、10月10日には大阪で「音楽健康指導士」養成講座の講師を務めます。また自宅でも音楽レクリエーション教室を開催しているそうです。
中山秀征さんが、「せっかくなので、会場のお客さんと音楽レクレーションをしてもらえますか?」とお願いすると……
会場の右半分のお客さんに「♪夕焼け小焼け」を、左半分のお客さんに「♪お手てつないで」と、さすが音楽健康指導士だけあった、上手に説明をする長保有紀さん。
「相手につられないように歌ってください。間違えてもいいんです。考えることが大切です。少人数ほど難しくなるので、ご夫婦や家族でやってみてください」