All About ニュース編集部では、2025年8月20日、全国10~60代の男女205人を対象に、「日本の三大名湯」に関するアンケートを実施しました。

その中から、「好き&行ってみたい『日本三名泉』」ランキングの結果をご紹介します。


「日本三名泉」とは、室町時代の僧侶「万里集九(ばんり しゅうく)」と、江戸時代の儒学者「林羅山(はやし らざん)」によって選定されたとされる、日本を代表する3つの名湯のこと。有馬温泉(兵庫県)、草津温泉(群馬県)、下呂温泉(岐阜県)の3つが、歴史・格式・湯治効果において高い評価を受け、現代まで語り継がれています。

■2位:有馬温泉(兵庫県)/68票
「日本最古の湯」とも称される有馬温泉は、神戸市内にありながら豊かな自然に囲まれた歴史深い名湯。豊臣秀吉が愛した温泉としても有名です。

レトロな温泉街や高級旅館が並び、金泉・銀泉という2種類の湯が楽しめるのも魅力。関西圏からのアクセスも良く、週末の小旅行にも人気です。

回答者からは「太閤秀吉が愛した温泉地としても有名で、近年秀吉の湯殿跡も発見されており、京阪神の奥座敷として親しまれているからです」(60代女性/愛知県)、「金の湯・銀の湯に入ってみたい」(50代男性/徳島県)、「有馬温泉は、関東にいる人からすると超有名なところなので、褐色色の温泉湯につかってみたいと思っています」(60代男性/千葉県)、「昔から大好きな温泉。日帰りでも楽しめる」(40代女性/兵庫県)といった声が集まりました。

■1位:草津温泉(群馬県)/119票
群馬県を代表する草津温泉は、「一度は行ってみたい温泉」として根強い人気を誇る名湯。湯畑を中心に広がる温泉街は風情たっぷりで、湯もみや足湯体験など温泉文化に触れられるスポットも充実しています。

標高約1200mに位置し、冬はスキー、夏は避暑地としても楽しめるため、年間を通じて観光客が絶えません。温泉も観光も満足できる温泉地です。


回答者からは「草津か箱根かで悩んだ挙句、行けなかったから」(40代女性/秋田県)、「湯もみが有名なスポットですし、観光で訪れるのに最適だと思います。連日多くの観光客が訪れていますし、温泉街の雰囲気と景色も素晴らしいので行ってみたいです」(30代男性/福岡県)、「湯畑を見たい」(40代男性/神奈川県)、「混ぜ湯が気になる」(20代女性/福岡県)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです

この記事の筆者:坂上 恵
All About ニュース編集部の編集者。SNSトレンドやSEOライティングに強みがあり、旅行・カルチャー・エンタメを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が趣味。
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