「日本百名湯」は、旅行作家・野口冬人氏が選定した、日本各地の名湯100カ所をまとめた名湯ガイドです。美しい自然や歴史、泉質の豊かさなど、多彩な魅力を備えた温泉に訪れたい人も多いのではないのでしょうか。


All About ニュース編集部では、2025年8月20日の期間、全国10~70代の男女205人を対象に、「日本百名湯」に関するアンケートを実施しました。

その中から、好き&行ってみたい「南東北の温泉」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:鳴子温泉郷(宮城県)/51票
宮城県大崎市に位置する鳴子温泉郷は、1000年以上の歴史を誇る名湯で、日本でも有数の泉質の豊富さを誇ります。鳴子こけし発祥の地としても有名で、お土産としてこけしを購入する人も多数。秋には美しい紅葉と共に温泉街を楽しめ、四季折々の風景が訪れる人を魅了します。

回答者からは「共同浴場や温泉街があり、いろいろな温泉を楽しめそうだから」(40代女性/愛媛県)、「複数温泉があって見どころが多い」(50代女性/島根県)、「こけしなどの芸術文化にも触れることができそうだと思うからです」(30代女性/宮城県)、「美肌の湯が楽しめそうだから」(40代男性/福岡県)、「こけしで有名だから」(20代男性/神奈川県)といった声が集まりました。

■1位:銀山温泉(山形県)/85票
山形県尾花沢市にある銀山温泉は、大正ロマン漂う木造の旅館が川沿いに並ぶ情緒あふれる温泉地です。夏には名瀑「白銀の滝」で爽快な夏の涼を感じることができ、冬には雪景色とガス灯の光で幻想的な雰囲気へ。まるで映画の世界に迷い込んだような体験ができます。

回答者からは「雪景色と木造建築の旅館が立ち並びとても雰囲気があるらしいので」(40代女性/神奈川県)、「銀山温泉は大正ロマンを感じさせる木造の旅館が川沿いに立ち並んでいて、写真を見るだけでも雰囲気が抜群だと思いました。夜にガス灯が灯る景色はタイムスリップしたようで憧れます。雪景色の中で入る露天風呂は最高に気持ちよさそうです」(50代男性/広島県)、「大正ロマンの雰囲気が漂う街並みと、川沿いの温泉旅館が特徴で、散策しながら温泉を楽しめるから」(30代女性/秋田県)といった声が集まりました。


※回答者からのコメントは原文ママです

この記事の筆者:坂上 恵
All About ニュース編集部の編集者。SNSトレンドやSEOライティングに強みがあり、旅行・カルチャー・エンタメを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が趣味。
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