その中から、「高知県で『夏に行きたい滝』ランキング」の結果をご紹介します。
■2位:にこ淵/35票
いの町にある「にこ淵」は、仁淀川支流の上流に広がる透明度抜群の滝壺スポットです。太陽光を浴びて宝石のように輝く水面は、まさに「仁淀ブルー」の象徴。2025年2月に整備されたばかりの遊歩道を下った先に現れるその神秘的な景観は、一見の価値があります。地域では水神の化身ともされる大蛇が伝えられる神聖な場所でもあり、入水や飲食は禁止。訪れる際は静かにマナーを守り、自然の美を楽しみましょう。
回答者からは「“仁淀ブルー”の澄んだ青が夏の光でいっそう深く見え、見下ろすだけでクールダウン。遊歩道で近くまで行ける一方、環境保全と安全のための観賞ルールが明確で安心です。短い滞在でも満足感が高いスポットでした」(40代男性/宮城県)、「観る角度によって、水の色も変わり、見ていて飽きないので、また、観に行きたい」(50代男性/広島県)、「神秘的な青い水が美しく、夏にぴったりの涼感スポットです」(50代女性/兵庫県)といった声が集まりました。
■1位:平家の滝/45票
高知市鏡横矢にある平家の滝(へいけのたき)は、落差約30mの二段瀑で、上段には深い滝壺があります。源平合戦の際に、源氏から逃れた平家の落人48人が滝壺に身を投げたという悲話にもとづく伝説が名の由来で、滝のそばにはその霊を祭る貴船大明神が祭られています。木漏れ日と滝のミストが涼やかさを演出する、夏の静かな避暑にもおすすめの自然スポットです。
回答者からは「昔の時代に思いを馳せながらその場に佇みたい」(30代男性/大阪府)、「友達が行ってよかったと教えてもらった」(20代女性/宮崎県)、「落差が大きく、水が糸のように流れ落ちる様子がとても繊細で美しいと聞きました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに参入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。