「名湯百選」は、NPO法人健康と温泉フォーラムが、温泉療法医がすすめる温泉として選定した日本の温泉リストです。北陸地方には、日本海に面したロケーションや歴史ある温泉地が各地にあり、人気を集めています。


All About ニュース編集部では、2025年8月20~21日の期間、全国10~60代の男女205人を対象に、「名湯百選」に関するアンケートを実施しました。その中から、行ってみたい「北陸地方の温泉」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:山中温泉(石川県)/47票
石川県加賀市の「山中温泉」は、1300年前に奈良時代の高僧・行基が発見したと言われ、俳諧師・松尾芭蕉も訪れた歴史ある温泉地。薬効が高いと言われ、古くから“傷の湯”と珍重されてきた泉質が特徴です。自然豊かな美しい渓谷に広がり、山間にありながら日本海にも近いため、冬のズワイガニや香箱ガニなど新鮮な海の幸も堪能できます。

回答者からは、「気持ちいい湯だったから」(40代男性/神奈川県)、「景色がすごく美しいからです」(30代女性/兵庫県)、「良い泉質と落ち着いた雰囲気で癒されそうだから」(30代女性/東京都)、「加賀の自然に囲まれた静かな温泉地。渓流沿いの散策路と落ち着いた宿が魅力だから」(50代女性/兵庫県)などの声がありました。

■1位:宇奈月温泉(富山県)/70票
富山県黒部市にある「宇奈月温泉」の無色透明、弱アルカリ性単純泉の湯は日本一の透明度と言われ、“美肌の湯”として知られています。「黒部峡谷トロッコ電車」の探勝拠点でもあり、温泉街には黒部峡谷の絶景が望める露天風呂や日帰り入浴のできる総湯や足湯、土産物店が立ち並びます。

回答者からは、「峡谷美を眺めながらの湯浴みやトロッコ列車観光と組み合わせが魅力」(60代男性/香川県)、「美しい黒部渓谷を望み、透明度の高いお湯は美肌効果があります」(60代男性/兵庫県)、「ひなびた温泉街の雰囲気がよいです。また行きたいです」(60代男性/新潟県)、「景観も良く、弱アルカリ性の泉質が合いそうだと思うからです」(30代女性/宮城県)などのコメントが寄せられました。

※回答者からのコメントは原文ママです

この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。
時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は6年。
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