今回は、「日本の滝100選の中で、好き&行ってみたい北信越地方の滝」ランキングの結果をご紹介します。
※都道府県の分類は、日本の森・滝・渚全国協議会の公式Webサイトに基づいています
■2位:龍双ヶ滝(福井県 池田町)/48票
福井県池田町の山間に位置する「龍双ヶ滝」は、落差約60mの高さからしなやかに流れ落ちる姿が美しい名瀑です。水の流れが岩肌を優雅にすべり落ちる様子は、まるで一頭の龍が天から舞い降りるかのような神秘的な雰囲気。滝の周囲には森林が広がり、夏はひんやりと涼しく、秋は紅葉に包まれて一層幻想的な空間になります。派手さよりも自然との調和や静けさを大切にしたい人にとって、心から安らげる場所です。
回答者からは「新緑、紅葉、冬の氷瀑と、季節ごとにまったく違う表情が楽しめるから」(30代女性/東京都)、「震災復興支援のためにも一度出かけたいと願います」(50代女性/群馬県)、「紅葉の季節になったらとても綺麗だと聞いて行ってみたい」(20代女性/岐阜県)といった声が集まりました。
■1位:称名滝(富山県 立山町)/52票
日本一の落差を誇る「称名滝」は、立山連峰の厳かな自然の中にたたずむ名瀑。高さ350mの断崖から轟音と共に落ちる水はまさに圧巻で、足元まで響いてくるような迫力があります。滝へと続く遊歩道は自然に囲まれており、歩くうちにだんだんと水音が近づいてくる高揚感も魅力の1つ。春から初夏には、雪解け水によって現れる「ハンノキ滝」との競演も見応えがあり、訪れるたびに新たな表情を見せてくれます。北信越を代表する“見て、感じて、心が震える滝”です。
回答者からは「日本一の落差を誇る滝として知られ、迫力とスケール感が魅力」(30代女性/秋田県)、「落差日本一の滝、日本とは思えない景色です」(50代男性/千葉県)、「国内最大級の滝で、水が大岩を滑り落ちる姿は圧巻で、観るだけが感動するので、何回も行きたいです」(50代男性/広島県)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに参入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。