旅の途中で立ち寄るだけでなく、目的地そのものになる道の駅が全国各地に増えています。地域の食や文化、自然を丸ごと体験できる施設は、ドライブや観光の楽しみを広げてくれる存在です。


All About ニュース編集部では、2025年9月3~4日の期間、全国10~60代の男女237人を対象に、「道の駅(旅の目的)に関するアンケート」を実施しました。その中から、旅の目的地にしたいと思う「石川県の道の駅」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:輪島(輪島市)/33票
「輪島」は、1200年の伝統を受け継ぐ「輪島朝市」で有名な観光地に位置し、地元の食材や工芸品に触れられる道の駅です。配線になった「のと鉄道」の駅舎を利用したレトロな外観や、伝統工芸・輪島塗を紹介する施設もあり、観光と地域文化を満喫できる拠点として多くの人々に利用されています。

※2025年9月現在、震災の影響により10時~15時の時短営業となっています。訪問の際は時間にご注意ください。

回答者からは「朝市や伝統工芸など観光資源が豊富で立ち寄りたい場所だから」(30代女性/大阪府)、「復興に貢献できたらいいかなと思う」(20代女性/東京都)、「新鮮な魚介類をいただいたり、輪島塗の作品に触れてみたいから」(50代女性/大阪府)といった声が集まりました。

■1位:千枚田ポケットパーク(輪島市)/36票
能登半島を代表する絶景スポット「白米千枚田」に隣接する「千枚田ポケットパーク」が1位に選ばれました。四季折々に美しく変化する棚田の風景を一望でき、夕日の名所としても人気があります。地域特産品の販売や、地元食材を使ったグルメを楽しめるレストランも。能登観光のハイライトともいえる存在で、国内外の観光客から高い支持を得ています。

※2025年9月現在、震災の影響により金曜日、土曜日、日曜日、祝日の週末のみ営業中です。
営業時間も短くなっているため、訪問の際はご注意ください。

回答者からは「世界農業遺産に登録されている白米千枚田を間近で見られる貴重な場所だからです。四季や時間帯によって景色が変わり、特に夕暮れ時は絶景です。能登を訪れる際には必ず立ち寄りたいスポットだと思います」(20代男性/静岡県)、「眺めが良く海を感じられ今ある時間を大切にしようと思えます」(40代女性/滋賀県)、「夕暮れ時の千枚田は、海と空と棚田が織りなす美しい景色が広がりきれいだから」(30代女性/北海道)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに参入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。
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