オレンジ色のパッケージに、レトロなフォント。「すしのこ」という名前を意識したことがなくても、スーパーや実家のキッチンで見覚えがあるという人は多いのではないでしょうか。


今回は、日本のみならず世界中で愛されているロングセラー調味料「すしのこ」の魅力と、その意外な活用術についてご紹介します。

■「すしのこ」ってどんな商品?
「すしのこ」は、1963年にタマノイ酢が発売した世界初の粉末状すし酢です。最大の特長は、炊き立ての温かいご飯にふりかけて混ぜるだけで、誰でも失敗なくおいしい酢飯が作れること。液体の酢と違い、水分が加わらないため「ご飯がベタつかない」という画期的なメリットがあり、発売から60年以上がたった今もなお、愛され続けている超ロングセラー商品です。

その実力は国内にとどまらず、今や世界50カ国以上で愛用されるグローバルな調味料となっています。

▼用途に合わせて選べる3つのサイズご家庭の人数や料理の頻度に合わせて、最適なサイズを選べるのもうれしいポイントです。

・小袋(35g):約3合分(約4人前)
・中袋(75g):5~7合用(約8人前)
・大袋(150g):11~13合用(約16人前)

ちなみに、一番コンパクトな35gサイズは、大手100円ショップのダイソーでも手に入るほど身近な存在です。

■実は「すし飯」以外にも使える万能選手!
「すしのこ」を単なる「すし酢の代わり」だと思ったら大間違い。実は、塩味・酸味・甘みのバランスが完璧に整った「万能調味料」なのです。今回は「すしのこ」を使った代表的なアレンジレシピをご紹介します。

▼■きゅうりとわかめの酢の物(2~3人分)
実は万能調味料! 「すしのこ」が大活躍するアレンジレシピ3選【ひなまつり後の活用法】
酢の物も「すしのこ」を使うと簡単にできる

【材料】
・きゅうり 1本
・わかめ(戻した状態) 20g
・すしのこ 大さじ1.5
・塩(きゅうりの板ずり用) 小さじ1程度

【作り方】
1. 乾燥わかめの場合は水に浸して戻しておく
2. きゅうりを板ずりする(きゅうりに塩をまぶし、まな板の上でころころさせ表面のブツブツが取れたらサッと水洗い) ※板ずりが面倒な場合は包丁の裏で表面を軽くなでるようにしてブツブツを取る
3. きゅうりを薄い輪切りにする
4. わかめ、きゅうりを混ぜ、すしのこを全体にあえる

ちくわやカニカマを加えてもおいしいですよ。

▼■ピクルス(2~3人分)
実は万能調味料! 「すしのこ」が大活躍するアレンジレシピ3選【ひなまつり後の活用法】
すしのこを使ったピクルス

【材料】
・大根 1/4本
・ミニトマト 8個
・きゅうり 1本
・ニンジン 1/2本
・すしのこ 大さじ1
・塩(きゅうり板ずり用) 小さじ1程度

【作り方】
1. 大根は皮をむき、厚さ1cmほどのいちょう切りにする
2. きゅうりは板ずりをしたあとに、1cm程度の輪切りにする
3. ニンジンは皮をむき、5mm程度のいちょう切りにする
4. ミニトマトのヘタを取る
5. ポリ袋やシリコーンバッグに1~4を入れて「すしのこ」をふりかけ、軽くもむ
6. 半日ほど冷蔵庫で寝かせて完成

▼■唐揚げ
実は万能調味料! 「すしのこ」が大活躍するアレンジレシピ3選【ひなまつり後の活用法】
「すしのこ」を使うとジューシーに仕上がる唐揚げ

【材料】
・鶏もも肉 1枚(約250~300g)
・すしのこ 大さじ2
・しょうゆ 大さじ1
・(お好みで)おろしにんにくやおろし生姜 少々
・片栗粉(または薄力粉) 適量
・揚げ油 適量

【作り方】
1. 鶏肉を一口大に切る
2. 「すしのこ」、しょうゆを鶏肉にもみ込む
3. 15分ほどおいて味をなじませる
4. 2に片栗粉をまぶす
5. 170~180度の油で中に火が通るまで揚げる

お酢(酸性)には、肉のタンパク質を分解して水分を保持する力を高める働きがあるので、「すしのこ」を加えることで、サクッとジューシーなおいしい唐揚げに仕上がります。


このほか、ポテトサラダやコールスローに「すしのこ」を使うのもおすすめ。また、メーカー推奨の食べ方としては、ポテトチップスにすしのこを入れてシェイクするという使い方もあります。

ひなまつりのちらしずしで余ってしまった「すしのこ」があれば、ぜひ今回ご紹介したレシピをいろいろ試してくださいね。
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