老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。
そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。

今回は、年金収入があるときの年収についてです。

■Q:公的年金が月20万円プラス企業年金が月10万円となります。私の年収は360万円なのでしょうか?
「来年から年金を受給する予定ですが、公的年金が月20万円プラス企業年金が月10万円となります。私の年収は360万円なのでしょうか?」(ピエロ竹さん)

■A:他に収入がなければ、年金のみで年収は360万円だと思われます
相談者「ピエロ竹」さんは、公的年金が月20万円、企業年金が月10万円とのことですので、他に収入がなければ月収は30万円、年収としては合計で360万円となります。

文:拝野 洋子(ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士)

銀行員、税理士事務所勤務などを経て自営業に。晩婚で結婚・出産・育児した経験から、日々安心して暮らすためのお金の知識の重要性を実感し、メディア等で情報発信を行うほか、年金相談にも随時応じている。
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