現在上場企業の1400社以上が導入している株主優待。新NISAなどをきっかけに増えた個人投資家に向け、魅力的な優待品をアピールする企業も増えています。


ここではAll Aboutが実施しているアンケートから、皆さんの「買ってよかった優待銘柄」をご紹介。おすすめの銘柄だけでなく、株主優待の魅力や失敗談といったリアルな声を銘柄選びの参考にしてください。

■回答者プロフィール

年齢性別:58歳男性
同居家族構成:本人、妻(55歳)、長女(29歳)、長男(22歳)
居住地:東京都
雇用形態:正社員
世帯年収:本人700万円、配偶者0円
金融資産:現預金3000万円、リスク資産3600万円

■リスク資産内訳
・日本株3500万円
・投資信託100万円

■「おすすめ優待銘柄は日本マクドナルドホールディングス」
日本株を中心に運用しているという50代の投稿者男性。

株主優待目的で最も買ってよかった銘柄は、日本マクドナルドホールディングス<2702>だそう。

100株以上かつ1年以上保有した場合の優待内容は、「年に2回送られてくる優待食事券」。「日本マクドナルドホールディングスが上場するときに、ちょうど子どもができて、記念に申し込んだら当選」したことから、購入に至ったそうです。

「買ってしばらくして(株価が)大きく下がったが、株主優待が届き、お得に感じた。単に株価の値上がりや配当狙いだけでなく、家族で楽しめるのも、株の魅力なんだと興味を持った」と振り返ります。

その後「仕事で忙しくなって放置していたら株価は上がって」いたといい、「持っていてよかった。現在はインフレでハンバーガーの価格も上がったが、優待があると気兼ねなく買える。長期保有していてもいまだに家族が楽しみにしていて、金額以上の価値を感じる」と満足している様子です。

■「トリドールホールディングスも気に入っている」
優待銘柄は「QUOカードみたいに何にでも換えられるタイプか、日頃食べに行くお店でお得に食べられるか」を基準に選んでいるとのこと。


日本マクドナルドホールディングス以外では、100株以上の保有で「年に2回優待カードがもらえる」トリドールホールディングス<3397>も「丸亀製麺のうどんやサイドメニューが好きに食べられる」点で、気に入っているといいます。

一方で、優待銘柄の保有については「途中で株主優待が廃止になったり、内容が変更になってしまった」時は、デメリットを感じたこともあるという投稿者。

「現在は高配当株と優待銘柄株とを、バランスよく持たないと投資の意味がない」という考えから、「これ以上は優待銘柄は買わないと思う」ともコメントされていました。

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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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