夏のボーナスシーズン到来。2025年の民間企業の夏のボーナスは、4年連続で増加が予測されています。


ここではAll Aboutが募集した「2025年夏のボーナス予測アンケート」から、他人のボーナス事情をのぞき見ていきます。

■回答者プロフィール
回答者本人:68歳女性
同居家族構成:本人のみ
居住地:山口県

職種:医療・看護・福祉系
雇用形態:正社員
勤務年数:9年目

年収:350万円
金融資産:現預金150万円、リスク資産0円

■「夏ボーナス予想は額面で約45万円。昇格のため昨年よりも増えそう」
今回の投稿者は、山口県に住む68歳の女性。今の職場の正職員として看護師の仕事に従事して9年目。現在は管理職に就き、責任ある役割を任されているそうです。

2025年の夏ボーナスについては例年よりも「増えそう」とあり、金額は額面で「45万円ほど」と予想。その理由として「昇格により基本給が数千円上がった」ためと説明しています。

ここ2年の夏のボーナス推移については、額面で「2024年は40万円、2023年は38万円」とあり、支給額は上昇傾向にあるようです。

■「給料やボーナスが少ない、と言えない気まずさがある」
しかしながら、今の仕事内容に対してボーナス額は「見合っていない」と感じているそう。

「管理者を兼務している看護師といっても、介護の世界。基本給は18万円少々。職員数が少なく、通常時間内は介護の業務を部下たちと一緒にこなす。
そのため、管理者の業務や他の業務を片付けられない。早朝から遅くまで、毎日トータルで3時間から4時間の時間外勤務をしてこなしている状況。それなのに、管理者としての手当は全く付かない」と不満を吐露します。

一方で「職場は常勤パートが多いが、パートの方にはちゃんとしたボーナスが支給されていない。ボーナスを正職員に支給するため、常勤パートには1万~2万円ほどが支給されるのみ。(自身の)給料やボーナスが少ない、と言えない気まずさがある」と複雑な思いもある様子。

「ボーナスが出なくても、文句も言わないで業務をきちんとこなしてくださっている人たちには、頭が下がります」と周囲を気遣っておられました。

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