2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。
時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

■24歳・年収500万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は東京都に住む24歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成本人のみ

▼金融資産年収:500万円
金融資産:現預金600万円、リスク資産400万円

▼リスク資産の内訳・投資信託:250万円
・米国株:50万円
・日本株:100万円

▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2021年から

2021年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額は「月1万円」からスタート。2年目から「月3万円」、新NISAがはじまった2024年からは「月10万円」に増額して積み立てているとのこと。

投稿のあった2025年5月時点の運用実績については「元本200万円→運用益込250万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です。

「積み立てを始めてすぐに運用益がマイナスになったが、半年ほどで解消した。現在は運用益25%程度」と投稿者。

次第に「積み立て以外にも興味を持つようになり」個別株投資も始めたそうで、そちらは「2024年末時点で日本株がプラスになった結果、100万円になった」と説明されています。

■24歳・年収500万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点として、「投資にお金を回すことが当たり前になった。
貯金ではインフレで貨幣価値が目減りすることが分かり、貯金はもったいないと思うようになった。また、投資はお金が増えるので始めてよかった。資産が5000万円になったときに引き出しを検討する予定」とコメント。

一方で、一度設定した「積み立て額を下げることはできないという思考になり」、リターンが大きい「個別株に資産をどう移すか」思い迷うこともあると言います。

それでもやはり「積み立ては継続的に行い、やめないことが重要」と心に決めているとのこと。

新NISAについては、「つみたて投資枠はマックスまで利用し、成長投資枠で日本株や米国株に投資しようと考えている」と語られていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
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※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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