現在上場企業の1400社以上が導入している株主優待。新NISAなどをきっかけに増えた個人投資家に向け、魅力的な優待品をアピールする企業も増えています。


ここではAll Aboutが実施しているアンケートから、皆さんの「買ってよかった優待銘柄」をご紹介。おすすめの銘柄だけでなく、株主優待の魅力や失敗談といったリアルな声を銘柄選びの参考にしてください。

■回答者プロフィール
年齢性別:36歳男性
同居家族構成:本人、妻(36歳)、長男(6歳)、長女(4歳)、次女(2歳)、三女(2歳)
居住地:大分県
雇用形態:正社員
世帯年収:本人650万円、妻100万円
金融資産:現預金500万円、リスク資産2200万円

■リスク資産内訳
・不動産投資:2000万円
・投資信託:100万円
・日本株:100万円

■「おすすめ優待銘柄はアークランズ」
投資歴は「8年」、不動産投資を中心に運用しているという30代の投稿者男性。

株主優待目的で最も買ってよかった銘柄は、アークランズ<9842>だそう。

優待の内容は「100株以上で1100円分の優待券」。「所有年数は3年で、よく行く飲食店の優待券目的で」購入を決めたといいます。

優待券の使い道としては、「かつやなど身近に優待券を利用できる環境があるため、ご飯を作るのが面倒な日にお総菜を買う」とのことで、株価も「あまり値動きが激しくなく、安定している」点でも買ってよかったとあります。

■「子どもにとっても特別な1日になる」
優待の内容で重視しているポイントは「汎用的に利用できるか。田舎に住んでいるので、利用できる店舗などが限られるため」とのこと。

アークランズ以外では、くら寿司<2695>も「日常的に利用する飲食店で、優待内容が非常にいい」点で気に入っているといいます。

株主優待の魅力について「家族サービスで疲れた際に、優待券があればテイクアウトもお得に利用ができる。子どもにとっても特別な1日になること」と語る投稿者。


一方で、「景気動向に左右されるため、値動きが大きければ多少不安になる」点はデメリットと感じているそう。

今後購入を考えている優待銘柄は「家族で利用がしやすい物語コーポレーション<3097>」とのことでした。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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