定期預金を短期運用するメリットは、普通預金よりも高い金利で資金を運用できること、元本が保証されるためリスクが低いこと、翌年以降に新しい金利で再投資できること、あるいは、満期後のお金を教育費や住宅購入費などに充てられることなどでしょう。
今、1000万円を1年預けるならどの銀行がおトクか、All Aboutのマネー編集部が最新の金利情報をもとに調査しましたので、ぜひご覧ください(金利は2025年7月14日時点)。
■1000万円を1年間預け入れるなら?おすすめの銀行8つ
金利の高いものから順にご紹介していきます。
▼①UI銀行・商品名:大口定期預金
・金利:1.05%
・預入期間:1年
・預入金額:1000万円以上(1円単位)
▼②auじぶん銀行・商品名:円定期預金
・金利:1.00%(通常金利年0.40%+特別金利0.45%+現金特典0.15%)
・預入期間:1年
・預入金額:1万円以上(1円単位)
※「夏の1年もの特別金利+円預金増やすと優遇キャンペーン」が適用されたケース。対象期間:2025年6月4日~8月31日。
【特典1】特別金利
1年もの円定期預金に預け入れた場合、通常金利年0.40%に年0.45%の金利が上乗せされて年0.85%が適用される。
【特典2】現金特典
特典1に預け入れた金額のうち、増やした円預金額に対して、特典1の特別金利に加えて年0.15%で1年間運用した際の利息相当額の現金がプレゼントされる。増加額には、キャンペーン中に増加した円普通預金の残高も含まれる。現金入金は2026年9月下旬の予定。
▼③大和ネクスト銀行・商品名:円定期預金
・金利:0.90%
・預入期間:1年
・預入金額:10万円以上(1円単位)
▼④SBI新生銀行・商品名:パワーダイレクト円定期預金100<インターネット限定>
・金利:0.85%
・預入期間:1年
・預入金額:100万円以上(1円単位)
※店頭から新規預入れが可能な場合、「<店頭限定>夏の金利アップ円定期預金キャンペーン」が利用できる。この場合、店頭専用の定期預金「パワーフレックス円定期預金」への預入れとなるが、インターネット限定の「パワーダイレクト円定期預金100」の金利に、さらに年0.10%の金利が上乗せされる。対象期間は2025年6月13日~9月30日。
▼⑤オリックス銀行・商品名:eダイレクト定期預金~インターネット取引専用預金~大口定期
・金利:0.85%
・預入期間:1年
・預入金額:1000万円以上(1円単位)
※新規口座開設の場合は、「eダイレクト定期預金 優遇金利プログラム」が利用でき、1年ものは金利年1.20%となる。預入額上限は1000万円。
▼⑥住信SBIネット銀行・商品名:円定期預金
・金利:0.85%
・預入期間:1年
・預入金額:1000円以上(1円単位)
※「1年もの円定期預金 サマーキャンペーン」が適用されたケース。通常金利(年0.275%)に加えて金利相当の現金(年0.575%)が還元され、合わせて年0.85%になる。対象期間は2025年5月23日~8月3日。対象期間中にエントリーおよび預入れが条件。現金入金は、2026年8月末頃。
▼⑦愛媛銀行 四国八十八カ所支店・商品名:四国八十八カ所支店定期預金 スーパー定期300
・金利:0.85%
・預入期間:1年
・預入金額:300万円以上1000万円以下(1円単位)
※特別金利プラン適用。終了時期は未定。
▼⑧ソニー銀行・商品名:円定期預金
・金利:0.80%
・預入期間:1年
・預入金額:1000円以上(1円単位)
※「円定期特別金利」が適用されたケース。新規預入れと、期間中に満期を迎え自動継続となる円定期預金が対象。

■ペイオフ(預金保険制度)とは?
ペイオフとは銀行などの金融機関が破綻した場合でも、預金者1人当たり元本1000万円までとその利息などを保護する仕組みのことです。普通預金や定期預金はペイオフの対象となりますが、外貨預金などは対象外となりますので、お手持ちの資金を運用する際には注意が必要です。
また、1金融機関ごとに合算した元本が対象となるため、1つの銀行に1000万円以上預けている場合は、他の銀行に移すなど資産の分散をしておくと安心です。