現在上場企業の1400社以上が導入している株主優待。新NISAなどをきっかけに増えた個人投資家に向け、魅力的な優待品をアピールする企業も増えています。


ここではAll Aboutが実施しているアンケートから、皆さんの「買ってよかった優待銘柄」をご紹介。おすすめの銘柄だけでなく、株主優待の魅力や失敗談といったリアルな声を銘柄選びの参考にしてください。

■回答者プロフィール
年齢性別:47歳女性
同居家族構成:本人、夫(47歳)、長女(13歳)、長男(8歳)
居住地:石川県
雇用形態:正社員
世帯年収:本人500万円、配偶者700万円
金融資産:現預金2000万円、リスク資産1000万円

▼リスク資産内訳・日本株:1000万円

■「おすすめ優待銘柄はポーラオルビス」
投資歴は「約15年」、日本株を中心に運用しているという40代の投稿者女性。

株主優待目的で最も買ってよかった銘柄は、ポーラ・オルビスホールディングス<4927>だそう。

100株以上保有すると同社製品と引き換えられる株主優待ポイントがもらえるため、「もともとポーラの商品を使っていたこともあり、優待にひかれて購入しました。保有年数は3年くらいです」とのこと。

「優待は、いろいろな商品の中から選ぶことができます。香りが好きでもともと使っているものをずっと選んでしまいますが、お試しにもいいなと思います。お高い商品も普段使いに惜しみなく使えます」とすすめます。

投稿時点で実は「株価的には損失が出ている」そうですが、優待が気に入っているうえ「配当も大きいので気を長く持つことができています」とあります。

■「優待は配当よりもお得な感じがします」
優待の内容で重視しているポイントは「よく使うものとかよく行く場所とか、無理なく必ず使えるものであること」だそう。

優待として食事券がもらえる銘柄も気に入っているそうで、「ドトール・日レスホールディングス<3087>は優待カードで福袋を買ってさらにお得な気分になれます。
物語コーポレーション<3097>は、『寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵』が大好きな家族と行くのにいい足しになります」とそれぞれ楽しんでいる様子です。

株主優待の魅力について「優待は配当よりお得な感じがしますね。配当は何に使ったかよく分かりませんので。優待でいただく家族との食事はリッチな気分になります」と投稿者。

いっぽうで「優待目当てで買ったのに、一度ももらわないうちに優待が廃止になった」ショックな出来事もあったそう。「株価も一気に下がるし、いいことなしでした」と明かされていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
編集部おすすめ