お盆の帰省など、手土産を渡す機会が増える夏。おいしさはもちろん、見た目の華やかさも兼ね備えたスイーツを選びたいものです。
2024年末~2025年に新発売の横浜スイーツを紹介します(画像は提供、一部撮影)。

■ありあけ「馬車道アイスクリンハーバー ゆずれもん」
日本で最初にアイスクリームが製造・販売されたのは、1869年(明治2年)。横浜・馬車道の氷水店の「あいすくりん」が元祖といわれています。ありあけの新作「馬車道アイスクリンハーバー ゆずれもん」 は、その 「あいすくりん」 をイメージしており、冷やしても凍らせてもおいしい夏限定のハーバーです。

ソフトクリームベースに、生クリームと卵黄を加え、さらに国産ゆずとレモンの果肉やペーストをふんだんに練り込んだ「特製アイスクリン餡」を、薄くソフトなカステラ生地で包んで焼き上げています。

ひとくち食べれば、ゆずとレモンの爽やかな風味が口いっぱいに広がり、暑い夏にもぴったりの清涼感が楽しめます。販売は9月30日まで(予定)。

■バニラビーンズ「パルプドフリュイ」
自社工房で一貫して、カカオ豆からチョコレートを製造する、横浜発のクラフトチョコレート専門店「VANILLABEANS(バニラビーンズ)」。2025年7月に新登場の「パルプドフリュイ」(税込1512円)は、チョコレート専門店ならではの希少なカカオフルーツを主役にしたゼリー状のスイーツです。

カカオの果肉部分であるカカオパルプの果汁が使われており、カカオパルプのさわやかな甘みを残しつつ、果実のおいしさを一粒に閉じ込めています。グミよりも柔らかく、滑らかな食感です。

さわやかなデザインのパッケージの中には、カカオパルプ(9粒)、ブルーベリー(3粒)、ストロベリー(3粒)、マンゴー(3粒)の4種計18粒が入っています。
夏場でも溶けずに持ち歩けるので、ギフトにピッタリです。なくなり次第販売終了となりますので、お早めにどうぞ。

■S.Weil by HOTEL NEW GRAND横浜高島屋店「クリームソーダゼリー」
「S.Weil(エスワイル)by HOTEL NEW GRAND」は、今の時代に寄り添う、食とライフスタイルを提案する、横浜のクラシックホテル「ホテルニューグランド」の直営ショップ。「S.Weil by HOTEL NEW GRAND 横浜高島屋店」には、クラシックホテルならではのスイーツやドリンクが味わえるカフェエリアが併設されています。

同店限定の夏の新商品「クリームソーダゼリー」は、同店の人気商品「S.Weilのババロア」をアレンジしたもの。バニラ薫るなめらかで濃厚なババロア、メロンソーダに見立てたゼリー、メロンゼリーを攪拌(かくはん)して仕上げたふわふわな泡の3つの層を成しています。

つるんとしたゼリーのさわやかな食感と、くちどけなめらかなババロアが織りなす味わいは、まさに“食べるクリームソーダ”。夏に映える、レトロかわいいひんやりスイーツを楽しんでみては。

価格はイートインは税込880円、テイクアウトは税込864円。販売は9月15日まで。

■霧笛楼「横濱煉瓦 抹茶 MATCHA」
「横濱煉瓦」は、横浜・元町のフレンチレストラン「霧笛楼」が手がける濃厚なフォンダンショコラ。2025年6月9日から新商品として「横濱煉瓦 抹茶 MATCHA」(税込378円)が加わりました。


「横濱煉瓦」の濃厚なチョコレート生地と、抹茶の繊細な風味との調和を重視し、飲用にも適したハイグレードの宇治抹茶を多く配合。和と洋の素材が織りなす、洗練された味わいをお楽しみください。

パッケージは既存の煉瓦ラインの意匠を踏襲したクラシカルなデザイン。抹茶の茶葉を思わせる落ち着いた色味を採用し、“自分のためにも選びたくなる”大人のお菓子を演出しています。

■Red Brick Bake! 西洋焼菓子舗「横浜赤レンガ ダクス」
「Red Brick Bake! 西洋焼菓子舗(レッドブリックベイク セイヨウヤキガシホ)」は、横浜土産の定番・ハーバーでおなじみの「ありあけ」が手がける新ブランド。2025年4月25日、横浜赤レンガ倉庫2号館にオープンしました。

同店でしか購入できない「横浜赤レンガ ダクス」(4個入 税込1296円、8個入 税込2592円)は、横浜赤レンガをイメージした焼菓子。ダコワーズ発祥の地であるフランス・ダクスの名を冠しています。

アーモンドを使用したメレンゲの生地は香ばしく、ふんわり軽やかな食感。カカオ分72%のハイカカオチョコレートを生地にもクリームにも使用。クリームには砕いたラングドシャを混ぜ込んであり、ザクザクとした食感がアクセントとなっています。少し冷やして食べても◎!

■横浜バニラ「塩バニラフィナンシェ」
「横浜バニラ」は元アイドルの高橋優斗さん(※高は、はしごだか)が手がける、横浜発ギフトスイーツブランド。
2025年2月に発売開始した第1弾商品が「塩バニラフィナンシェ」です。天然ブルボンバニラエキスが醸し出す、圧倒的なバニラの香りが特徴です。

国産小麦を使用した小麦粉を100%使用。高温かつ短時間で焼き上げることによって、中はしっとり、外はカリッとした食感に。

焼き上がったフィナンシェに、アンデス山脈のピンク岩塩を1つずつていねいに振りかけてあるので、岩塩がついている方を上にしたり、下にしたりすると、印象が変わるのでお試しを。

「塩バニラフィナンシェ」は6個入りギフトボックス(税込2160円)、3個入りミニギフトボックス(税込1100円)。

2025年7月末現在、PLUSTAキュービックプラザ新横浜東(新横浜駅の新幹線東改札口前)と横浜赤レンガ倉庫 1号館の赤レンガ[デポ]では常設で、横浜高島屋 地下1階 Foodies' Port2では8月26日までの期間限定で販売しています。

■パティシエール ジョウゲンロウ「チーズケーキ月餅」
横浜中華街で女系三代で継承してきた「上海料理 状元樓」が手がける洋菓子ブランド「パティシエール ジョウゲンロウ」は、2025年2月にオープン。1920年代、フランス租界時代の上海の邸宅をコンセプトにした、ノスタルジックなインテリアが印象的です。そこから生み出されるのは、フランス菓子に“上海”の要素を掛け合わせた洋菓子です。

「チーズケーキ月餅」は、中華圏の贈答菓子「月餅」に洋菓子を代表するレアチーズケーキを組み合わせた、横浜発の新しい「Neo月餅」。レアチーズと状元樓自家製の餡子、胡麻餡、木苺、季節のフレーバーを組み合わせ、月餅のデザインを施したオリジナルクッキーでサンドしています。


■h.u.g-flower YOKOHAMA「ヨコハマチーズケーキ」
山下公園からほど近いチーズテリーヌ専門店「h.u.g-flower YOKOHAMA(ハグフラワーヨコハマ)」から、瓶に詰めた新スタイルのチーズケーキ「ヨコハマチーズケーキ(通称:ハマチー)」が2025年4月に登場。

濃密でなめらかなチーズテリーヌに、ザクザク食感のクッキーを重ねた、ぜいたくな2層仕立てで、クッキーには沖縄県与那国島のまろやかな塩を使用しています。看板商品のチーズテリーヌと同様に、チーズ生地・クッキーともに、小麦粉不使用の完全グルテンフリー。

“横浜市の花”バラをモチーフにした華やかなパッケージに入ったセット販売のほか、店頭では1個から購入OK。瓶入りなので、観光中でも手を汚さず片手で食べられます。“持ち歩けるぜいたく”を体現した、新スタイルのチーズケーキです。

■TOKYOチューリップローズ「フレッシュ・チューリップローズ」
“甘くて香ばしいスイーツの花屋”をコンセプトとし、金井理仁シェフが手がけるブランド「TOKYOチューリップローズ」。

2025年2月に登場した「フレッシュ・チューリップローズ」は、「代表作チューリップローズがもしも“生仕立て”に進化したら?」という理想を形にした極厚バターサンドです。

フレーバーは「ミルクバターレーズン」と「プラリネチョコレート」の2種類。要冷蔵で上質感のあるギフトボックスでの2種セット販売(税込1296円)となっています。そごう横浜店では1日2回(10時~、16時~)の限定販売。

■水信「バナナヴィクトリアケーキ」
水信(みずのぶ)は、1915年にバナナの色付加工問屋として横浜に創業し、果物店、パーラーを展開。
バナナを活かしたスイーツも次々と開発しています。その1つが2024年11月に発売の「バナナヴィクトリアケーキ」です。

ヴィクトリアケーキはスポンジにジャムとクリームを挟んだ、シンプルながらも上品な味わいが特徴のイギリスの伝統的なお菓子。スポンジでサンドするジャムは、一般的にはイチゴやラズベリーですが、水信ではジャムはもちろんスポンジの生地にもエクアドル産バナナを使用。甘味の中に爽やかな酸味を感じる、大人の味に仕上がっています。

要冷蔵で、 価格は2個入1000円、5個入2500円(いずれも税込、ボックス入り)。賞味期限は製造日から7日間。冷蔵庫で2~3日間寝かせると、スポンジとクリームとがよりなじんで、熟成した味わいになります。

この夏の手土産は、新登場の横浜スイーツを選んでみてはいかがでしょうか。
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