涼やかな印象が好まれる夏は、あっさり、すっきりしたカラーコーディネートがぴったり。秋の足音が感じられる9月には、深みのある色合いを取り入れたり、凝った印象にしたりすることで、季節の変化を演出することができます。
アイテム数や色数を増やすのも1つの方法ですが、残暑が厳しい時期は柄ものを活用すると、手軽に凝った印象を作ることができますよ。
今回は、大人女性におすすめしたい、晩夏の「柄ものの取り入れ方」を解説します。
■黒地×小花柄のキャミソールトップス
黒地に小花柄のキャミソールトップスは、甘さと大人っぽさが絶妙にミックスされたアイテム。花柄=春夏のイメージですが、黒地なら秋にもぴったりです。1960~70年代のレトロ感を連想させるので、アクセサリーやアイテムで「フレンチ」「ロンドンガール」っぽい着こなしにすることもできます。
この写真は、カジュアルな白Tシャツとデニムパンツに、程よい艶感のあるジャガード織の花柄キャミソールトップスを重ねたコーディネート。レイヤードスタイルにすることでトレンド感やこなれ感が出るので、晩夏から秋口のスタイリングに自然に溶け込みます。
■チェック柄×花柄のヴィンテージスカート
チェック柄×花柄のような柄on柄は、「おしゃれで個性的」「センスのある人」という印象を与える上級者アイテム。チェック柄=伝統的・クラシック、花柄=女性らしさ・可憐さという2つの要素が合わさると、懐かしさと甘さを両立したイメージが生まれます。
この写真は、ブルーとグリーンのチェック柄×赤い花柄のヴィンテージスカートを主役にしたコーディネート。
大柄×大柄、寒色系×暖色系の組み合わせにより大胆な印象を与えますが、ギャサースカートなので甘さもあります。柄が主張するので、白地のロゴTシャツと腰に巻いたグリーンのパーカーでシンプルにまとめています。
■黒のレースチュールのオーバースカート
黒のレースチュールのオーバースカートは、フェミニンさとモード感が絶妙に同居するアイテム。軽やかで繊細なのに、黒という色がもつ強さやミステリアスさによって、甘すぎず芯のある女性らしさを演出できます。
この写真は、淡いベージュのイージーワイドパンツに、黒のレースチュールのオーバースカートを重ね、黒のシアークルーネックトップスを合わせたコーディネート。
上下とも黒でまとめているので強さはありますが、透け感があるので軽やかです。甘すぎず、大人っぽく、少しミステリアス。晩夏のファッションにふさわしい深みを演出しています。
■スカーフ巻きレイヤード風Tシャツ
白地に黒のスカーフ風デザインは、クラシックで洗練された印象に。配色自体がモノトーンなのでシンプルに見えつつ、柄が加わることで華やかさや知的な雰囲気も感じさせる、上品で万能なパターンです。
この写真は、白Tシャツの上にスカーフが巻かれているようなレイヤード風デザインのトップスに、パンプキンオレンジのイージーワイドパンツ、黒のカーディガンを合わせたコーディネートです。
視線を引くモノトーン柄は控えめな華やかさが魅力。秋らしい彩りを添えたことで、上下のバランスを整えています。
深みのある色づかいや柄ものを取り入れることで、夏から秋へと向かう季節の変化を演出することができます。
▼松本 英恵プロフィールカラーコンサルタント歴20年。パーソナルカラー、カラーマーケティング、色彩心理、カラーセラピー、ラッキーカラー(色占い)などの知見を活用し、カラー監修を行う。執筆、メディア出演、講演、企業研修の講師など幅広く活動。近著に『人を動かす「色」の科学』。
アイテム数や色数を増やすのも1つの方法ですが、残暑が厳しい時期は柄ものを活用すると、手軽に凝った印象を作ることができますよ。
今回は、大人女性におすすめしたい、晩夏の「柄ものの取り入れ方」を解説します。
■黒地×小花柄のキャミソールトップス

出典:WEAR
黒地に小花柄のキャミソールトップスは、甘さと大人っぽさが絶妙にミックスされたアイテム。花柄=春夏のイメージですが、黒地なら秋にもぴったりです。1960~70年代のレトロ感を連想させるので、アクセサリーやアイテムで「フレンチ」「ロンドンガール」っぽい着こなしにすることもできます。
この写真は、カジュアルな白Tシャツとデニムパンツに、程よい艶感のあるジャガード織の花柄キャミソールトップスを重ねたコーディネート。レイヤードスタイルにすることでトレンド感やこなれ感が出るので、晩夏から秋口のスタイリングに自然に溶け込みます。
■チェック柄×花柄のヴィンテージスカート

出典:WEAR
チェック柄×花柄のような柄on柄は、「おしゃれで個性的」「センスのある人」という印象を与える上級者アイテム。チェック柄=伝統的・クラシック、花柄=女性らしさ・可憐さという2つの要素が合わさると、懐かしさと甘さを両立したイメージが生まれます。
この写真は、ブルーとグリーンのチェック柄×赤い花柄のヴィンテージスカートを主役にしたコーディネート。
大柄×大柄、寒色系×暖色系の組み合わせにより大胆な印象を与えますが、ギャサースカートなので甘さもあります。柄が主張するので、白地のロゴTシャツと腰に巻いたグリーンのパーカーでシンプルにまとめています。
■黒のレースチュールのオーバースカート

出典:WEAR
黒のレースチュールのオーバースカートは、フェミニンさとモード感が絶妙に同居するアイテム。軽やかで繊細なのに、黒という色がもつ強さやミステリアスさによって、甘すぎず芯のある女性らしさを演出できます。
この写真は、淡いベージュのイージーワイドパンツに、黒のレースチュールのオーバースカートを重ね、黒のシアークルーネックトップスを合わせたコーディネート。
上下とも黒でまとめているので強さはありますが、透け感があるので軽やかです。甘すぎず、大人っぽく、少しミステリアス。晩夏のファッションにふさわしい深みを演出しています。
■スカーフ巻きレイヤード風Tシャツ

出典:WEAR
白地に黒のスカーフ風デザインは、クラシックで洗練された印象に。配色自体がモノトーンなのでシンプルに見えつつ、柄が加わることで華やかさや知的な雰囲気も感じさせる、上品で万能なパターンです。
この写真は、白Tシャツの上にスカーフが巻かれているようなレイヤード風デザインのトップスに、パンプキンオレンジのイージーワイドパンツ、黒のカーディガンを合わせたコーディネートです。
視線を引くモノトーン柄は控えめな華やかさが魅力。秋らしい彩りを添えたことで、上下のバランスを整えています。
深みのある色づかいや柄ものを取り入れることで、夏から秋へと向かう季節の変化を演出することができます。
花柄やチェック柄など、柄にはそれぞれ異なるイメージがあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼松本 英恵プロフィールカラーコンサルタント歴20年。パーソナルカラー、カラーマーケティング、色彩心理、カラーセラピー、ラッキーカラー(色占い)などの知見を活用し、カラー監修を行う。執筆、メディア出演、講演、企業研修の講師など幅広く活動。近著に『人を動かす「色」の科学』。
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