現在上場企業の1400社以上が導入している株主優待。新NISAなどをきっかけに増えた個人投資家に向け、魅力的な優待品をアピールする企業も増えています。


ここではAll Aboutが実施しているアンケートから、皆さんの「買ってよかった優待銘柄」をご紹介。おすすめの銘柄だけでなく、株主優待の魅力や失敗談といったリアルな声を銘柄選びの参考にしてください。

■回答者プロフィール
年齢性別:37歳男性
同居家族構成:本人、妻(39歳)、長男(7歳)、次男(5歳)、三男(2歳)
居住地:京都府
雇用形態:正社員
世帯年収:本人600万円、配偶者の年収は不明
世帯金融資産:現預金1500万円、リスク資産1000万円

▼リスク資産内訳・投資信託:700万円
・日本株:250万円
・米国株:50万円

■「おすすめ優待銘柄は西松屋チェーン」
投資歴は「5年」、投資信託を中心に運用しているという30代の投稿者男性。

株主優待目的で最も買ってよかった銘柄は、西松屋チェーン<7545>だそう。

優待の内容は「100株で株主ご優待カード1000円分(年2回)、3年以上の長期保有でプラス500円分(年1回)」。

株主になったきっかけは現在5歳になる「次男の誕生」だっただそうで、「当時はコロナで株価が底を打ったタイミングだったので、安く買えて、今後必ず使用する優待ももらえる絶好の機会と思い」購入を決めたと言います。

「子どもの成長に合わせて、シャツやパンツ、靴などその時必要なものの購入」に役立ってきただけでなく、「株価が購入時の3倍に成長したことと、優待が年2回届く」点でも買ってよかったとあります。

■「鉄道博物館に半額で入場できる優待もおすすめ」
優待の内容で重視しているポイントは「自分にとって使い勝手がよいかどうか」とのこと。

西松屋チェーン以外では、西日本旅客鉄道<9021>も子どもが好きな「京都鉄道博物館の入場料が半額になる優待券が重宝」していると言います。

株主優待の魅力について、「優待目的で所有しているので、少々の暴落が来ても株式を手放すことなく所有し続けられる」点だと語る投稿者。多くの場合で「結果、含み益も大きくなっている」とのことでした。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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