現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、山口県在住70歳女性のケースをご紹介します。
■回答者プロフィール
回答者本人:70歳女性
同居家族構成:本人のみ
住居形態:賃貸
居住地:山口県
リタイア前の雇用形態:パート・アルバイト
リタイア前の年収:150万円
預貯金:50万円、リスク資産:300万円
これまでの年金加入期間:厚生年金437カ月
■現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):8万8740円(繰り下げ受給)
老齢厚生年金(厚生年金):10万6096円(繰り下げ受給)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
■「税金や家賃などの支出が多い」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。
その理由として「国民健康保険料や介護保険料、住民税、所得税などの支出が多い。家賃など固定費用もかさむ」と語っています。
ひと月の支出は約「16万円」。年金だけでは「年の半分くらい足りない月がある」と回答されています。
■「衣服は買わない、外食もしない」
年金で足りない支出については「貯蓄から」賄っているという投稿者。
現在は仕事をしていないため、年金以外の収入はないとのこと。
そのため年金生活においては「衣服は買わない。旅行や外食はしない」と節約を意識している様子です。
■「もっと貯金を増やすべきだった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「もっと貯金を増やすべきだった」と後悔を口にします。
今後の生活については「家電が壊れてしまった時に、購入するお金が心配」と予期せぬ出費に不安を感じている様子。
一方で「ネットフリックスなどを見るのが楽しみ」と老後生活の喜びも教えてくれました。
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