2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。
時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

■33歳・年収200万円女性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は沖縄県に住む33歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成本人のみ

▼金融資産年収:200万円
現預金:800万円、リスク資産:700万円

▼リスク資産の内訳・投資信託:200万円
・日本株:500万円

▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2021年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2021年から

2021年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

スタート時の積立額は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に「月3万円」とeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に「月3333円」。その後は金額を調整しながら、現在はそれぞれ「月2万5000円」で継続しているとのこと。

投稿のあった2025年5月時点の運用実績については、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が「元本114万円→運用益込143万8052円」、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が「元本47万9992円→運用益込52万1042円」と、積み重ねで着実に利益を生み出している様子です。

■33歳・年収200万円女性の思う積立投資のメリット
ご自身の性格は、「節約志向であまり無駄遣いをしない」という投稿者。

積立投資を始めてよかった点として、「毎月ほったらかしでお金が増えていく喜びを得られる。節約の意識も高まり、毎月のつみたて投資額を3万3333円から5万円にまで増やすことができた」とコメント。

また積立投資をきっかけに「個別株への投資も始めて、デイトレードで毎月2万~10万円程度増やせるようになった」と言います。


一方で、「暴落時にもっと下がってしまわないか、下がったまま戻らないのではないか」と不安を感じたこともあるそう。

それでもマイルールは、「積立投資は長期保有が前提なので、暴落時に狼狽(ろうばい)売りをしない」と語られていました。

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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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