現在上場企業の1400社以上が導入している株主優待。新NISAなどをきっかけに増えた個人投資家に向け、魅力的な優待品をアピールする企業も増えています。


ここではAll Aboutが実施しているアンケートから、皆さんの「買ってよかった優待銘柄」をご紹介。おすすめの銘柄だけでなく、株主優待の魅力や失敗談といったリアルな声を銘柄選びの参考にしてください。

■回答者プロフィール
年齢性別:42歳男性
同居家族構成:本人、妻(45歳)、長女(10歳)、次女(8歳)
居住地:大阪府
雇用形態:正社員
世帯年収:本人350万円、配偶者200万円
現預金:500万円、リスク資産:1500万円

▼リスク資産内訳・日本株:1000万円
・投資信託:500万円

■「おすすめ優待銘柄は高松コンストラクショングループ」
投資歴は「約10年」、日本株を中心に運用しているという40代の投稿者男性。

株主優待目的で最も買ってよかった銘柄は、高松コンストラクショングループ<1762>だそう。

正確には投稿者が購入したわけではなく「義父が亡くなった際に相続」したそうで、「3月の権利を過ぎたら10月頃に優待品として新米が5kg送られてきた」と言います。

「流通や価格が不安定な中で、お米を送ってくれるのは非常にありがたい。子どもたちにもよいお米を食べさせることができ、家計も助かっています」と投稿者。

さらに「家族名義でも100株ずつ購入しました。今では4人名義になり、新米20kgが届くのが毎年楽しみ」とあります。

■「家族が楽しめる優待を重視」
優待の内容で重視しているポイントは「総合利回りと家族が楽しめるもの」だそう。

高松コンストラクション以外では、ウェルネオシュガー<2117>は「毎年砂糖が届きます。普段使いの砂糖から新製品も試せる」点、ヒューリック<3003>は「カタログ優待が充実しており、家族総出でわくわくしながら選べる」点でそれぞれ気に入っていると言います。


株主優待の魅力について「外食するきっかけが増える」と語る投稿者。

一方で、「泣く泣く有効期限が切れてしまった優待券もあります。今は有効期限を管理できるアプリで、期限内に使えるように管理しています」と失敗談を明かします。

今後購入を考えている優待銘柄は「日清製粉グループ本社<2002>の製品詰め合わせセットや、エバラ食品工業<2819>の自社製品、穴吹興産<8928>のうどんセット」とのことでした。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
編集部おすすめ