2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。
時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

■44歳・年収700万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は福岡県に住む44歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成本人のみ

▼金融資産年収:700万円
現預金:500万円、リスク資産:500万円

▼リスク資産の内訳・投資信託500万円

▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2018から

2018年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額は「月3万3333円」でスタートし、調整しながら現在は「月5万円」とのこと。

投稿のあった2025年5月時点の運用実績については、「元本約300万円→運用益込500万円」と、積み重ねで着実に利益を生み出している様子です。

「開始から順調に右肩上がりでしたが、途中コロナショックがあって大きく下がりました。底をつけた後は急回復して、大きなリターンをあげて今もプラス。悪い経済ニュースや株価の下落があった時も資産額を確認せずに、いい時だけ見るようにしていたらいつの間にか増えていたという感じです」と説明されています。

■44歳・年収700万円会社員男性の思う積立投資のメリット
積立投資を始めてよかった点として、「以前は買い物をする際、安いと買っていたが今は本当に必要なものかを自問自答するようになりました。クレカ積立はポイント還元されるのもとてもよいです」とコメント。


一方で、「コロナショック時にはいったん売った方がよいのではないか」と悩んだこともあると言います。

マイルールとして、「一度設定したら基本的にはほったらかしで、値動きを追わないように気をつけています」と語られていました。

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※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
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