現役時代と比べて、老後になって増えてくるのが自由な時間。今ならゆっくりと旅を楽しめると感じる一方で、シニアは体力や費用、持ち物の心配もありますよね。


では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。

■回答者プロフィール
回答者本人:71歳男性
同居家族構成:本人、妻
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
居住地:福岡県
現在の現預金:550万円、リスク資産:200万円

■現在の収支(月額)
老齢厚生年金(国民年金):約8万円 ※繰り下げ受給と推測
老齢厚生年金(厚生年金):約22万円 ※繰り下げ受給と推測
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

年金以外の収入:株の配当

配偶者の年金や収入:年金約6万5000円

ひと月の支出:30万円

■「行ってよかったシニアの旅先はシドニー」
現役引退後は「1年に2~3回程度、子や孫と一緒の旅」をすることが多いという今回の投稿者。

シニアになって行ってよかった旅先は、「2019年9月に妻と子ども」と訪れた1週間程度の「シドニー」旅行だそう。

オーストラリア最大を誇る都市の景色は素晴らしく、特に「夜景がきれいだった」と投稿者。シドニーを訪れるなら「酒場街であるロックス地区で、ゆっくりとお酒を飲んでください。感じのよいお店がたくさんあります」とアドバイスします。

なお旅行にかかった費用は「3人で70万円ほど」とあります。

■「旅程はゆったりと計画した方がよい」
年金生活における旅費のやりくりについては、「生活で余った分」を充てているとのこと。

旅行を計画している同世代に向けては、「思ったより老化が進んでいるおそれがあるので、旅程はゆったりと計画した方がよい」とすすめます。

また通信環境の確保についても、今回は「ネットを利用するために、レンタルのポケットWi-Fiを使いましたが、今は安いSIMもあるようなので、よく調べて、よい物を選んでください」とコメントされていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
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