2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。
時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

■26歳・年収450万円会社員女性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は東京都に住む26歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成本人のみ

▼金融資産年収:450万円
現預金:200万円、リスク資産:250万円

▼リスク資産の内訳・投資信託:220万円
・日本株:30万円

▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2022年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2024年から
・iFreeNEXT FANG+インデックス/NISA:2024年から
・ニッセイNASDAQ100インデックスファンド/NISA:2024年から
・iTrust インド株式/NISA:2024年から
など

2022年からオール・カントリーに、そのほかには2024年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

オール・カントリーへの投資額は「旧NISAでは月3万3000円」、新NISA移行後は「最初の月は10万円、2カ月目以降は月6万円」。そのほかには「月5000円」とのこと。

投稿のあった2025年7月時点の運用実績については、メインのオール・カントリーが「元本155万円→運用益込195万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です。

オール・カントリーについては「基本的にマイナスになることはなく、右肩上がりで運用できている。ただ、オルカンではなくこっちの銘柄に積み立てておきたかったと後悔しないよう、一番安心できるオルカンに重きを置きつつ、ほかの気になる銘柄にも月5000円ずつ積み立てて楽しんでいる。そっちは積立投資と個別株を合わせて+20%で40万円ほどの含み益」になっていると説明されています。

■26歳・年収450万円会社員女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
投資を始めたばかりの頃は「個別株の売買で利益を得ようとしていたが、日々の変動に振り回されっぱなしだったし、大幅なマイナスになったときは1日に何度もチャートを確認してしまうほどに気を取られていた」と話す投稿者。


積立投資は「時間や投資について考えるコストをかけずにのんびり資産運用ができる」点にメリットを感じていると言います。

これから積立投資を始める人には、「投資には『こうしたほうがいい』というある程度の決まりごとはあるが、絶対はない。損をしない範囲で自分が楽しく続けられるよう遊び心を持ってもいいと思う」とアドバイス。

新NISAについては、「つみたて投資枠、成長投資枠あわせて、月10万円ほど積み立て中。成長投資枠にて、高配当株も少しずつ買い増している」と語られていました。

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